特別展「美を紡ぐ 日本美術の名品 ー雪舟、永徳から光琳、北斎までー」

美を紡ぐ㈰唐獅子(永徳)s

唐獅子図屛風 狩野永徳筆 六曲一双のうち右隻
安土桃山時代・16 世紀 宮内庁三の丸尚蔵館蔵

改元の今年、東京国立博物館では、特別展 御即位30年記念「両陛下と文化交流―日本美を伝える―」が終了したところですが(2019年3月5日~4月29日)、続いて特別展「美を紡ぐ 日本美術の名品 ―雪舟、永徳から光琳、北斎まで―」が本館で始まりました(2019年5月3日(金・祝)~6月2日(日))。

この展覧会は、「日本美を守り伝える『紡ぐプロジェクト』―皇室の至宝・国宝プロジェクトー」の一環として開催するもので、文化庁、東京国立博物館、さらに宮内庁三の丸尚蔵館の各館が所蔵する日本美術の名品をよりすぐって紹介しています。

国宝 秋冬山水図(しゅうとうさんすいず)(冬景) 雪舟等楊筆
室町時代・15 世紀末~16 世紀初 東京国立博物館蔵

皇室ゆかりの名品である狩野永徳筆「唐獅子図屛風」と、永徳最晩年の国宝「檜図屛風」を同時公開するのに加えて、雪舟、尾形光琳、円山応挙、伊藤若冲、葛飾北斎らの名品が一堂に会します。絵画だけでなく、鎌倉時代の「更級日記」など、日本文化を象徴する41件が公開されています。

国宝 檜図屛風 狩野永徳筆 安土桃山時代・天正18年(1590)
東京国立博物館蔵

『紡ぐプロジェクト』は、皇室ゆかりの優品や国宝・重要文化財をはじめとする日本の美を、広く国内外へ、さらに未来へつなぐために、貴重な文化財・美術品の公開を通じて得た収益の一部を修理に充てることで、「保存、公開、修理」という一連のサイクルが永続する仕組み作りを目指しています。

第二会場では屛風や掛け軸の補修の方法や、その材料について詳しく説明されています。個人的には、特に和紙の種類、用途、原材料は興味を引きました。

更級日記  藤原定家筆  鎌倉時代・13 世紀
宮内庁三の丸尚蔵館蔵

平成館では特別展「国宝 東寺—空海と仏像曼荼羅」を開催中です(6月2日(日)まで)。ともにぜひご覧頂くことをお薦めいたします。

展覧会公式サイト

出品リスト

開始日2019/05/03
終了日2019/06/02
エリア東京都
時間開館時間 午前9時30分ー午後5時(金・土曜日は午後9時まで)入館は閉館の30分前まで
休日休館日 月曜日
その他備考観覧料 一般1100円、大学生700円、高校生400円
開催場所東京国立博物館(本館特別5・4・2・1室)
アクセス〒110-8712 東京都台東区上野公園 13-9
03-5777-8600 (ハローダイヤル)
・JR上野駅公園口・鶯谷駅南口より徒歩10分
・東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅、千代田線根津駅、京成電鉄京成上野駅より徒歩15分
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=113