ムーミン展 THE ART AND THE STORY

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トーペ・ヤンソン《「ムーミン谷の彗星」挿絵》
1946年、1968年(改作) インク・紙 ムーミン美術館

愛らしい姿で世界中のファンを魅了するムーミン。好奇心が旺盛なムーミン、やさしいムーミンパパ、たよれるムーミンママ、想像力豊かなスノークのおじょうさん、いたずらなミイ、飄々としたスナフキン、あなたの好きなのは?それぞれがユーモアあふれるキャラクターで、子どものころはムーミン谷に引っ越したいと思っていました。

フィンランド・タンペレ市には世界で唯一のムーミンの美術館「ムーミン美術館」があるそうで、その約2000点もの所蔵作品から、ムーミン小説の原画やスケッチなど、約500点が東京に来ています。

トーペ・ヤンソン 《「ムーミン谷の夏まつり」挿絵》
1954年 
インク・紙 ムーミン美術館

個性あふれるムーミンとそのなかまたちを生み出したのは、フィンランドを代表する芸術家、トーベ・ヤンソン(1914-2001)。「ムーミン」シリーズは小説、絵本、新聞連載コミック、アニメ、商品などさまざまな形で親しまれています。

ムーミンの小説は「小さなトロールと大きな洪水」「ムーミン谷の彗星」「たのしいムーミン一家」「ムーミンパパの思い出」「ムーミン谷の夏まつり」「ムーミン谷の冬」「ムーミン谷の仲間たち」「ムーミンパパ海へいく」「ムーミン谷の十一月」と9つ出版されています。この展覧会では、9つ全ての小説からの代表的なシーンや、絵本「ムーミン谷へのふしぎな旅」の原画を紹介し、物語の奥深さに触れる内容となっています。

トーペ・ヤンソン 《スナフキン スケッチ》 制作年不詳
インク・紙 ムーミンキャラクターズ社

“まぼろしのムーミン人形”ともいわれるアトリエ・ファウニのムーミンフィギュアやイースターカード、アドベントカレンダーの原画、銀行や新聞の広告など、小説や絵本では見たことがないムーミンとそのなかまたちの多彩な表情にも出会うことができます。トーベ・ヤンソンが最後まで手元に残しておいた作品を含むムーミンキャラクターズ社所蔵の貴重なコレクションも展示されています。

トーペ・ヤンソン 《イースターカード原画》 1950年代
グワッシュ、 インク・紙 ムーミンキャラクターズ社

2019年はフィンランドと日本の外交関係樹立100周年だそうです。トーベは2回来日していて、浮世絵を始めとして日本の文化を愛しました。写真資料やスケッチで紹介するほか、浮世絵をムーミンと並べて展示しています。このコーナーは面白く、浮世絵に触発されたトーベの作品を見てなるほどと思いました。ムーミンと日本の繋がりは新しい発見でした。

トーべ・ヤンソン 《「ムーミンパパ海へいく」挿絵》
1965年 
インク・紙 ムーミン美術館

ムーミンの魅力はその愛らしさと個性豊かななかまたちですね。その個性をもっとも表すのが、ときにとげもある言葉。今も、いえ今になってグサっとささります。

“あんたたちはいったい、あんまりいろんなものをもちすぎてるのよ。思い出の中のものや、ゆめで見るものまでさ”。―おしゃまさん

トーペ・ヤンソン 《スウェーデンの日刊紙「スヴェンスカ・
ダーグブラーデット」広告》
1957年 印刷 
ムーミンキャラクターズ社

トーベ・ヤンソンについて

公式サイト

開始日2019/04/9
終了日2019/06/16
エリア東京都
時間開館時間 10:00~20:00(火曜は17:00まで)入館は閉館の30分前まで
休日会期中無休
その他備考料金 一般1800円、中・高校生1400円、4歳~小学生800円、3歳以下無料
開催場所森アーツセンターギャラリー
アクセス〒106-6150 東京都港区六本木6-10-1
六本木ヒルズ森タワー52階
「ミュージアムコーン」から六本木ヒルズ森タワー3階の総合チケットカウンターへ。
☎03-5777-8600(ハローダイヤル/8:00~22:00)
・東京メトロ日比谷線 「六本木駅」1C出口 徒歩3分(コンコースにて直結)
・都営地下鉄大江戸線 「六本木駅」3出口 徒歩6分
・都営地下鉄大江戸線 「麻布十番駅」7出口 徒歩9分
・東京メトロ南北線 「麻布十番駅」4出口 徒歩12分
・東京メトロ千代田線 「乃木坂駅」5出口 徒歩10分
https://art-view.roppongihills.com/jp/info/index.html