5 Rooms Ⅱ — けはいの純度

横浜港に面した山下公園を望む神奈川県民ホールギャラリー。そこの個性的な5つの展示空間で、インスタレーションを中心に同時代のアートを紹介する「5Rooms」の2回目です。

今回の出品作家は、髪の毛を素材に、レースのような繊細な作品や女の子の像と組み合わせた立体作品を作る和田裕美子、独学で彫刻の技術を学び、植物と動物、生と死のあわいに眼差しをむける橋本雅也、不思議な生命感が漂う木彫作品によって独自の世界を表現する七搦綾乃、動く光の像によるインスタレーションで、映像に対する固定化された概念を揺さぶり、鑑賞者の自由な解釈を促す Scott Allen、物の存在・不在を問うコンセプトのもと、空間を変容させるダイナミックなインスタレーションを現出させる大西康明、 という多様な5名です。

<出品作家>

ROOM 1:和田裕美子 Yumiko WADA

《tree》2018年 髪の毛

1981年神奈川県生まれ。多摩美術大学彫刻学科卒業。髪の毛をレースの
ように編み、動植物などをモチーフとした自然の生態系を描きます。

ROOM 2:橋本雅也 Masaya HASHIMOTO

《ニホンスイセン》2016 年

1978年 岐阜県生まれ。独学で彫刻を学ぶ。木でつくった石や鹿角から
掘り出した植物など、素材から対極にあるものに変容させる作品を出展している。

ROOM 3:七搦 綾乃 Ayano NANAKARAGE

《rainbows edge VIII》2018年 欅

1987年鹿児島県生まれ。山や石、干からびた植物、虹などの自然物や自然現象を
モチーフに、独自の解釈を加えた木彫作品を制作している。

ROOM 4:スコット・アレン Scott ALLEN

《spring》2017年

1986年岐阜県生まれ。像楽家、生像作家、慶應義塾大学環境情報学部非常勤講師。
2016年情報科学芸術大学院大学(IAMAS)修了。投影装置に着目し、
固定化された映像の認識に対する逸脱を目的としたインスタレーションを制作。

ROOM 5:大西 康明  Yasuaki ONISHI

《tracing orbit》2018年 紙テープ、テグスほか

1979年大阪府生まれ。ポリシートや接着剤などの形に留めにくい素材を用いて、
体積や垂直をテーマに空洞や余白を視覚化します。

展覧会ホームページ

開始日2018/12/17
終了日2019/01/19
エリア神奈川県
時間10:00-18:00(入場は閉場の30分前まで)
休日12/30(日)~1/4(金)
その他備考入場料:一般700円 / 学生・65歳以上500円 / 高校生以下無料
*障害者手帳をお持ちの方とその付き添いの方1名は無料
開催場所神奈川県民ホールギャラリー
アクセス横浜市中区山下町3-1
tel: 045-662-5901(代表)
・みなとみらい線日本大通り駅3番出口より徒歩約8分

・JR根岸線・市営地下鉄関内駅からは徒歩約15分
http://www.kanagawa-kenminhall.com/access