VOCA展2018 現代美術の展望-新しい平面の作家たち

01_VOCA2018_voca_Usui_20

VOCA賞 碓井ゆい「our crazy red dots」

「VOCA展」実行委員会および公益財団法人日本美術協会・上野の森美術館は、来る3月15日(木)から3月30日(金)までの16日間にわたり、『VOCA展2018 現代美術の展望-新しい平面の作家たち』(The Vision of Contemporary Art/特別協賛:第一生命保険株式会社)を上野の森美術館(東京都台東区)で開催します。

■新進気鋭の作家34名による展覧会。VOCA賞は碓井ゆいさん
『VOCA展2018』に出品するのは、これからを期待される新進気鋭の作家34名です。この中から、グランプリとなるVOCA賞には埼玉県在住の美術作家・碓井ゆいさん(東京都生まれ)の「our crazy red dots」が決定した他、VOCA奨励賞には藤井俊治さん、山田七菜子さん、佳作賞には梅沢和木さん、森本愛子さんが選出されました。また、大原美術館賞には浦川大志さんが、同美術館の選考を経て選出されました。

VOCA奨励賞 藤井 俊治「快楽の薄膜」

■国際的に通用する若手作家の支援を目的に毎年開催し、今回で25周年
「VOCA展」は、現代アートにおける平面の領域で、国際的にも通用するような将来性のある若い作家の支援を目的に1994年より毎年開催している美術展で、今回で25周年を迎えます。日頃から公平な立場で作家たちと接している全国の美術館学芸員、研究者、ジャーナリストなどから推薦委員を選出し、それぞれ40歳以下の若い作家1名を推薦していただき、推薦された作家全員に展覧会への出品を依頼しています。こうしたシステムにより、東京のみならず全国各地で活躍する優れた未知の才能を毎回紹介しています。

■やなぎみわ、蜷川実花など多方面で活躍する作家を輩出
これまで「VOCA展」に出品した作家は、延べ855人。福田美蘭(1994年VOCA賞)、やなぎみわ(1999年VOCA賞)、蜷川実花(2006年大原美術館賞)、清川あさみ(2010年佳作賞)など多方面で活躍している作家たちが出品しています。この間VOCA展は「平面」という一貫した切り口で若い世代の動向をヴィヴィッドに反映しながら、まさに「今日の美術」を見せてきました。

■『VOCA展2018』のさまざまな関連企画を実施
『VOCA展2018』の関連企画として、シンポジウム「何を想い、描くか?」(3月14日)や受賞作家による「アーティスト・トーク」(3月15日・17日・24日)、「学芸員によるギャラリートーク」(3月18日・25日)などの実施に加え、上野の森美術館の別館ギャラリーでは、「VOCA展2003」でVOCA賞を受賞した津上みゆきさんの個展、「時をみる」を同時開催します。

VOCA奨励賞 山田 七菜子「磯」

第1回開催より「VOCA展」を協賛いただいている第一生命保険株式会社は、VOCA賞、VOCA奨励賞受賞作品を収蔵し、本社1階にあるロビーでの展示や、第一生命ギャラリー(東京都千代田区)で定期的に公開しています。また全受賞者に対して、同ギャラリーを個展の会場として提供しています。今回は「VOCA展」の25周年を記念し、『VOCA展2018』の開催に合わせて過去のVOCA賞作品を展示する「ALL VOCA賞」(3月1日~30日)を第一生命ギャラリーで開催します。その他、トリトン・アーツ・ネットワーク*とのコラボレーションによる第一生命コンサート「美術館で聴く子どものためのクラシック」(上野の森美術館)を実施します。
*第一生命ホール(晴海)を拠点に、同ホールでの公演事業とホール周辺地域を中心としたコミュニティ事業を展開する認定NPO法人

■公式ページで「VOCA展」の情報を公開
『VOCA展2018』の最新情報は、上野の森美術館ホームページ(http://www.ueno-mori.org/)内で随時公開します。

『VOCA展2018』受賞者一覧
■VOCA賞
碓井 ゆい(うすい ゆい) 1980年生まれ 埼玉県春日部市在住
作品名「our crazy red dots」
素材:糸、布

■VOCA奨励賞
藤井 俊治(ふじい としはる) 1978年生まれ 滋賀県大津市在住
作品名「快楽の薄膜」
素材:油彩・アクリル・水彩・アルミ箔・雲母・ジェッソ、綿布

山田 七菜子(やまだ ななこ) 1978年生まれ 大阪府堺市
作品名「磯」
素材:油彩、カンヴァス

■佳作賞
梅沢 和木(うめざわ かずき) 1985年生まれ 東京都三鷹市在住
作品名「すべてを死るのも」
素材:アクリル・画像・ペン他、パネル

森本 愛子(もりもと あいこ) 1988年生まれ 神奈川県川崎市在住
作品名「唐草文様」
素材:天然顔料・天然染料・漆・金箔・銀箔、絹

◇選考委員(上記各賞については、以下の選考委員により選考)
島  敦彦(選考委員長/金沢21世紀美術館館長)
光田 由里(DIC川村記念美術館 学芸部マネジャー)
柳沢 秀行(大原美術館学芸課長)
小勝 禮子(美術史・美術批評)
水沢 勉 (神奈川県立近代美術館館長)

■大原美術館賞 ※同美術館が選考
浦川 大志(うらかわ たいし) 1994年生まれ 福岡県宗像市在住
作品名「風景と幽霊」
素材:アクリル・ジェッソ、綿布・パネル

佳作賞 梅沢 和木「すべてを死るのも」

「VOCA展2018」関連企画

シンポジウム「何を想い、描くか?」 ※要申込み(下記参照)/定員:150名

日時:3月14日(水)15:00~17:00/場所:上野の森美術館
モデレーター:島 敦彦
パネリスト:光田由里、柳沢秀行、小勝禮子、水沢勉、やなぎみわ(美術家・演出家)、津上みゆき(画家) ※敬称略

<シンポジウムお申込み・お問合せ>
住所・氏名と、シンポジウム参加希望を明記のうえ、FAXまたはeメールにてお申し込みください。
定員となり次第、締め切らせていただきます。

◎申込み先:上野の森美術館「VOCA展」係
FAX:03-3833-4193/eメール:voca2018_v@ueno-mori.org
※申込みの際に取得した個人情報は、申込み者への通知および予定変更等の連絡のみに使用いたします。

◎問合せ先電話番号:03-3833-4191(上野の森美術館)

佳作賞 森本 愛子「唐草文様」

受賞作家によるアーティスト・トーク ※申込み不要。ただし、展覧会の入場券が必要。

日時:3月15日(木)15:00~ 藤井俊治(VOCA奨励賞)
3月17日(土)15:00~ 山田七菜子(VOCA奨励賞)、浦川大志(大原美術館賞)
3月24日(土)15:00~ 碓井ゆい(VOCA賞)、梅沢和木(佳作賞)、森本愛子(佳作賞)
場所:上野の森美術館

学芸員によるギャラリートーク ※申込み不要。ただし、展覧会の入場券が必要。

日時:3月18日(日)、25日(日)15:00~/場所:上野の森美術館

【同時開催】津上みゆき「時をみる」

日時:3月15日(木)~30日(金)10:00~18:00/場所:上野の森美術館ギャラリー
上野の森美術館の別館ギャラリーでは、VOCA展の会期に合わせ、同展覧会にゆかりのある作家の小企画展を開催します。今回は「VOCA展2003」VOCA賞受賞者である津上みゆきさんの個展です。

東京・春・音楽祭「ミュージアム・コンサート 木川博史(ホルン)〜現代美術と音楽が出会うとき」

日時:3月23日(金)19:00~/場所:上野の森美術館
※チケットのご購入等は音楽祭公式HPをご覧ください。

毎年開催される、東京・春・音楽祭ー東京オペラの森2018—のプログラムとして、VOCA展展示室内で行うミュージアム・コンサートを開催。現代美術の展示される会場で聴く現代音楽は普段では味わえない格別な時間をお届けいたします。
※VOCA賞受賞の碓井ゆいさんと同公演出演者の木川博史さんとの対談なども予定されています。詳しくは音楽祭の公式HPをご参照ください。
http://www.tokyo-harusai.com

第一生命コンサート「美術館で聴く子どものためのクラシック」

VOCA展25周年企画の一環として、認定NPO法人トリトン・アーツ・ネットワークとコラボレーションし、3月17日(土)上野の森美術館にてギャラリーコンサートを開催します。
(本企画は、第一生命上野総合支社のお客さまをご招待のため、一般の参加お申し込みは受け付けておりません)

「第一生命ギャラリー」展示スケジュール

開館時間:8:00~20:00(ロビー)、12:00~17:00(ギャラリー)※土・日・祝日は休み

場所:東京都千代田区有楽町1-13-1 第一生命保険株式会社 日比谷本社ロビー
「VOCA展25周年記念 ALL VOCA賞」2018年3月1日(木)~3月30日(金)
「武居功一郎 展」2018年6月18(月)~7月13日(金)予定

大原美術館賞 浦川 大志「風景と幽霊」

展覧会ホームページ

 

 

開始日2018/03/15
終了日2018/03/30
エリア東京都
時間開館時間:10:00~18:00
休日会期中無休
その他備考一般:¥600、大学生:¥500、高校生以下:無料
開催場所上野の森美術館
アクセス東京都台東区上野公園1-2/TEL:03-3833-4191
JR 上野駅 公園口より徒歩3分
東京メトロ・京成電鉄 上野駅より徒歩5分
http://www.ueno-mori.org/about/