クインテットIV 五つ星の作家たち

クインテット展チラシ中

毎年損保ジャパン日本興亜美術館で開かれている、五重奏(クインテット)と題された展覧会です。これまでに継続的な作品発表実績があり、将来有望と目される女性作家5名を紹介するシリーズ企画となっています。

青木恵美子 《INFINITY Blue No.6 》 2017年 53×65.2cm
アクリル・キャンバス

4回目の今回は、「具象と抽象の狭間」をテーマに、青木恵美子、竹中美幸、田中みぎわ、船井美佐、室井公美子が選ばれ、近作・新作約80点を展示しています。

竹中美幸 《光/闇(部分)》 2015年 130×20×h226cm 35mm
フィルム、アルミ板、他

5人は1970年代の半ばの生まれ。主催者の「これまでに継続的な作品発表実績があり」の言葉の中には、作家として勢いのスタートを切ってから、その後の葛藤や緊張、逡巡にまみれながらも、決して生易しくない道を選び、そのために静かな精進を続けている、という意味が含まれていると言っていいでしょう。5人がそそれぞれ築いてきた道が作品としてあらわされています。

田中みぎわ 《水の音》 2012年 35×51.8cm
墨・胡粉・雲肌麻紙

平均寿命が80歳を超えた現在、5人は世の中のちょうど真ん中に位置する世代と言えます。5人がそれぞれの手法でとらえた世界が作品となり、その中には、迷いや不安、闇や孤独が見てとれ、また明るさや希望も感じられます。それらはそのまま、同じ時代を生きるわたしたち自身が抱えるものでもあります。

船井美佐 《楽園/境界》 2014年
鏡、顔料、木  撮影:木奥恵三

美術ファンのみならず、「現代美術」はどうも、と思っていらっしゃる方に、この同時代性に立ち会っていただくよい機会だと思います。

室井公美子 《Anima》 2016年 227×227cm
油彩・キャンバス

※本展覧会は展示室内での作品撮影が可能(収蔵品コーナーは撮影不可)です。

展覧会ホームページ

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開始日2018/01/13
終了日2018/02/18
エリア東京都
時間午前10時-午後6時まで(入館は午後5時30分まで)
休日月曜日(ただし2月12日は開館、翌13日も開館)
その他備考一般:600円、 大・高校生:400円、 中学生以下:無料。
身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をご提示のご本人とその付添いの方1名は無料。被爆者健康手帳をご提示の方はご本人のみ無料。
開催場所東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
アクセス〒160-8338
新宿区西新宿1-26-1損保ジャパン日本興亜本社ビル42階
TEL 03-5777-8600(ハローダイヤル:美術館利用案内)
JR新宿駅西口、丸ノ内線新宿駅・西新宿駅、大江戸線新宿西口駅より徒歩5分
http://www.sjnk-museum.org/access