ヨコハマトリエンナーレ 2017 島と星座とガラパゴス YOKOHAMA TRIENNALE 2017 Islands, Constellations & Galapagos

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展示風景:横浜美術館正面の壁に貼付けられたアイ・ウェイウェイ作品
(難民が実際に使用したゴムボート)[奥]とシュシ・スライマン作品[手前]

近年日本では芸術祭流行りで、毎年ビエンナーレ(2年に一度)、トリエンナーレ(3年に一度)と名付けられた大規模国際展が複数の地域で開催されていますが、2001年から始まったヨコハマトリエンナーレは最古参で、今年で6回目となります。新しい芸術祭が過疎地や観光地などの地域で始まる傾向にあるため、少数の都市型となりましたが、芸術文化による都市発展と多様性を受け入れる社会形成への寄与を使命として横浜市が中心となって主催しています。

マウリツィオ・カテラン 《無題》 2000 Photo: Zeno Zotti
Courtesy: Maurizio Cattelan’s Archive and Perrotin gallery

今回は「接続」と「孤立」をテーマに、国内外のアーティスト40組が参加しています。150年前の1867年、日本は大政奉還によって武士の社会から明治という時代が拓かれ近代化しました。人口100人に過ぎなかった横浜村は、開港場の一つとして、日本が「孤立」から世界へ「接続」する舞台となりました。

展覧会場は、横浜美術館、横浜赤レンガ倉庫1号館と横浜市開港記念会館の3カ所。どれも世界との「接続」に関わる歴史をもつ場所です。

オラファー・エリアソン「Green light─アーティスティック・ワークショップ」 2016
Co-produced by Thyssen-Bornemisza Art Contemporary
Photo: Sandro E.E. Zanzinger / TBA21, 2016 ©Olafur Eliasson

高度に技術や経済が発展を遂げた今日、世界はグローバル化が急速に進む一方、難民・移民の問題、保護主義や排外主義、ポピュリズムの台頭といった課題に直面し、従来の社会の枠組みや価値観が大きく揺らぎつつあります。

タイトルの「島と星座とガラパゴス」は、接続や孤立、想像力や創造力、独自性や多様性などを表すキーワードで、相反する価値観が複雑に絡み合う世界の状況や、独自性・多様性の在り様について考えます。

また、幅広い分野の専門家が参加する公開対話シリーズ「ヨコハマラウンド」を通して討論を重ね、視覚と対話の両面からテーマを掘り下げ、先行きの見えない複雑な時代に、人間の勇気と想像力や創造力がどのような可能性を拓くことができるのか、多くの人々とともに考え、開国、開港の地・横浜から新たな視点を発信します。

展示風景:横浜美術館グランドギャラリーに設置されたジョコ・アヴィアント作品。
注連縄(しめなわ)から発想して2000本のインドネシアの竹を持ち込み、独自の手法
で編み上げた巨大な作品。

<参加作家>
■横浜美術館 会場
アイ・ウェイウェイ(艾未未)
青山悟
ジョコ・アヴィアント
ブルームバーグ&チャナリン
マウリツィオ・カテラン
イアン・チェン サム・デュラント
オラファー・エリアソン
アレックス・ハートリー
畠山直哉
カールステン・ヘラー、トビアス・レーベルガー、 アンリ・サラ&リクリット・ティラヴァーニャ
マーク・フスティニアーニ
川久保ジョイ
風間サチコ
木下晋
マップオフィス
プラバワティ・メッパイル
ミスター
ケイティ・パターソン
パオラ・ピヴィ
ロブ・プルイット
アン・サマット
瀬尾夏美
ワエル・シャウキー
シュシ・スライマン
ザ・プロペラ・グループ、トゥアン・アンドリュー・グエン
タチアナ・トゥルヴェ
ザオ・ザオ(赵赵)

マップオフィス《色覚障がいのための島》2014

■横浜赤レンガ倉庫1号館
青山悟
ドン・ユアン(董媛)
クリスチャン・ヤンコフスキー
ラグナル・キャルタンソン
小西紀行
プラバワティ・メッパイル
小沢剛
キャシー・プレンダーガスト
瀬尾夏美
照沼敦朗
宇治野宗輝
Don’t Follow the Wind

■横浜市開港記念会館(地下)
柳幸典

■会場間無料バス、みなとみらい駅コンコース
ジェニー・ホルツァー

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パオラ・ピヴィ《I and I(芸術のために立ち上がらねば)》2014
Photo: Guillaume Ziccarelli Courtesy of the Artist & Perrotin

“Islands,” “Constellations,” and “Galapagos” are keywords that connote connectivity and isolation, imagination and creativity, identity and diversity, among others. While the world today is expanding with globalization, it is being shaken to its foundations by challenges such as conflict, refugees and immigration, and the emergence of protectionism, xenophobia, and populism. The sixth edition of the Yokohama Triennale will contemplate the world in which conflicting concepts and phenomena are intricately intertwined and constantly in flux. Here, in Yokohama, the first port that opened to foreign countries in the late 19th century, we will see how the courage, imagination and creativity of human beings can be used to derive a new vision and ground design for the future. Read more…

ケイティ・パターソン《化石のネックレス》(部分)2013 ©Katie Paterson

<音声ガイドアプリ>
鑑賞のヒントとなる情報を音声やテキストでお届けするアプリを配信します。

詳細はこちら

<鑑賞ポケットガイド Pocket Guide>
小中学生とその保護者の作品鑑賞の手引きとして、また現代アート初心者の方にもご活用いただける「ヨコトリ2017をもっと楽しむ!鑑賞ポケットガイド」をご用意しています。

<イベント>

イベント情報はこちら

クリスチャン・ヤンコフスキー《重量級の歴史》2013
Photographer: Szymon Rogynski Courtesy: the artist, Lisson Gallery
捨てられた社会主義時代の巨大な銅像を、国を代表する重量級の力もちの
選手たちが持ち上げられるかを競うというアイロニカルでユーモアもある作品。

<会場間無料バスの運行>
会期中、ヨコハマトリエンナーレ2017チケットをお持ちの方がご利用いただける、横浜美術館/横浜赤レンガ倉庫/BankART Studio NYK/黄金町バザールを結ぶ会場間無料バスを運行します。

時刻表はこちらから

ミスター《まるで胸に穴が開いたような、僕の知っている街、東京の夕暮》2016
©2016 Mr./Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved. Courtesy Perrotin

<ヨコハマトリエンナーレ2017と一緒に楽しめるアートプログラム
Art Programs in the City>

■BankART Life Ⅴ ~ 観光
8月4日(金)-11月5日(日)休場日:第2・4木曜

■黄金町バザール2017 -Double Façade 他者と出会うための複数の方法
[vol.1]8月4日(金)-9月13日(水)
[vol.2]9月15日(金)-11月5日(日)
休場日:第2・4木曜

■ヨコハマ・パラトリエンナーレ2017
[第1部 創作(ワークショップ等)] 5月27日(土)~9月30日(土)
[第2部 発表「不思議の森の大夜会」] 10月7日(土)~10月9日(月・祝)

■YCC Temporary 鬼頭健吾
8月4日(金)-9月17日(日)

■スマートイルミネーション横浜2017
[コア フェスティバル]
アートプログラム+スマートイルミネーション・アワード 11月1日(水)-11月5日(日)
[ヨコハマ・イルミネーション・マンス] 11月1日(水)-12月31日(日)

■Creative Waterway-川と海でつなぐ創造の拠点
8月4日(金)-11月5日(日) 各プログラムや作品により展示期間が異なります。

アン・サマット《部族の酋長シリーズ5》2016
Courtesy: Richard Koh Fine Art and the Art and the Artist

ヨコハマトリエンナーレ 2017 島と星座とガラパゴス ホームページ

YOKOHAMA TRIENNALE 2017 Islands, Constellations & Galapagos Homepage

開始日2017/08/04
終了日2017/11/05
エリア神奈川県
時間10:00 - 18:00 (最終入場17:30)
[10/27(金)、10/28(土)、10/29(日)、11/2(木)、11/3(金・祝)、11/4(土)は20:30まで開場(最終入場20:00)]
休日第2・4木曜日(8/10、8/24、9/14、9/28、10/12、10/26)
その他備考<ヨコハマトリエンナーレ2017鑑賞券>
3つの会場(横浜美術館、横浜赤レンガ倉庫1号館、横浜市開港記念会館地下)に会期中1回ずつご入場いただけます(別日程も可)。 入場当日は、同一会場に限り再入場可。
一般 1,800円、 大学・専門学校生 1,200円、高校生 800円、中学生以下 無料
<セット券>
ヨコハマトリエンナーレ2017鑑賞券に同時期に近隣で開催される2つのアートイベント「BankART Life V」、「黄金町バザール2017」のパスポートがセットになった、お得なセット券です。
一般 2,400円、大学・専門学校生 1,800円、高校生 1,400円、中学生以下 無料
○ 障がいのある方とその介護者1名は無料。会場入口で身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳(愛の手帳)、特定疾患医療受給者証、自立支援医療受給者証、およびこれらに類する書類をご提示ください。
チケット情報の詳細は
http://www.yokohamatriennale.jp/2017/ticket/index.html
開催場所横浜美術館、横浜赤レンガ倉庫1号館、横浜市開港記念会館
アクセスハローダイヤル 03-5777-8600(8:00-22:00)
■横浜美術館
横浜市西区みなとみらい 3-4-1
・みなとみらい線「みなとみらい駅」3番出口から徒歩3分
・JR線および横浜市営地下鉄線「桜木町駅」から<動く歩道>利用 徒歩10分
■横浜赤レンガ倉庫1号館
横浜市中区新港1-1-1
・みなとみらい線「馬車道駅」または「日本大通り駅」徒歩6分
・JR線および横浜市営地下鉄線「関内駅」または「桜木町駅」徒歩15分
■横浜市開港記念会館 地下
神奈川県横浜市中区本町1-6
・みなとみらい線「日本大通り駅」徒歩1分
・JR線および横浜市営地下鉄線「関内駅」徒歩10分
会場間を無料バスが運行しています。
http://yokohamatriennale.jp/2017/ticket/index.html