【南條敏之】個展「suns / signs / spectators」

2017個展-2

京都、HRD ファインアートにて4月8日土曜日より新作による個展を開催します。

水面に映る太陽を写した「suns」という作品と、サーキットにいながら緊張感のない眼差しをレースに向ける「spectators」の二種類の作品を展示します。かけ離れた組み合わせに思えるかもしれませんが、見るものと見えるものの関係、知覚と認識の乖離、リアルとヴァーチャル、など視覚についての考察として関連のあるものとなっています。

この二つに加え、水面に映した歪んだセルフポートレートの作品も展示します。歪んでもなお自分だと思えるぎりぎりの鏡像、何をもって自分だと認識しているのかを考えてみたいと作った作品です。この作品に関連するワークショップを5月13日に予定しています。

ご高覧いただければ幸いです。また、詳細は後ほど改めて告知いたしますが、ワークショップにもぜひご参加ください。

詳細URL : http://www.hrdfineart.com/exb-nanjo17.html

以下、プレスリリースより転載します。

<展覧会概要>
HRD ファインアートでは 4 月から 6 月にかけて南條敏之個展「suns / signs / spectators」を開催 いたします。南條のシグネチャーとも呼ぶべき「suns」シリーズの新作を中心に、初めての発表と なる「spectators」と題したシリーズの作品も展示します。HRD ファインアートでは 2015 年に続き 2 回目の個展開催となります。

南條は、水面に反射した太陽光の痕跡を長時間露光によって捕捉した「suns」のシリーズにこれ まで長年にわたって継続して取り組んでいます。今回の新作は、これまでの同シリーズのカラープ リントとは異なり、モノクロームのデジタルプリントで、明暗の対比を通じて光の存在感がより直 接的に強調される表現となっています。あたかも版画のように、黒の顔料の不在、印画紙の露出に よって光の存在が暗示されるという、やや逆説的な写真言語が「suns」シリーズに新たな展開を加 えています。

一方、「spectators」のシリーズはカーレースが行われるサーキットを舞台に、高速で移動するレ ーシングカーと観客の後ろ姿を同時に捉えたシリーズです。緊張感と脱力感が同居するややユーモ ラスな画面の中に、視線、速度と時間、写真的主語など、写真にまつわるさまざまな命題が興味深 く包含されています。

是非ご高覧いただき、またご喧伝賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

なお、本展会期中の 5 月 13 日(土)には、作家による写真ワークショップも開催予定です(時間 や内容の詳細は追って告知いたします)。

(南條敏之)

開始日2017/04/08
終了日2017/06/03
エリア京都府
時間11:00〜18:00
休日月〜木、日曜日
その他備考金・土曜日以外は事前アポイントでご覧いただけます。
開催場所HRD FINE ART(エイチアールディー・ファインアート) http://www.hrdfineart.com
アクセス京都市上京区上御霊竪町494-1