岡崎和郎 Who’s Who − 見立ての手法

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岡崎和郎《贈物》1962年 倉敷市立美術館蔵

岡崎和郎(1930-)は、身の回りのものをモチーフとした、楽しく軽快なオブジェで知られています。1960年代より、「御物補遺(ぎょぶつほい)」という言葉を制作指針として掲げ、「西洋では見落とされてきた物の見方を、東洋の見地から補足するようなオブジェ」を制作してきました。電球や人形など身近にあるものの内側を型に取ったり、偶然できた形に別なイメージを投影させるなど、岡崎のオブジェは、通常の視点から外れた時に現れる物の思いがけない姿を示してくれます。

岡崎和郎の「Who’s Who(人名録)」シリーズは、アーティストをはじめとするさまざまな人物(やその作品)から着想を得て制作された一群のオブジェです。60年代初期から現在にいたるまで作られ続けており、まさにこの作家のライフワークともいうべきシリーズになりました。本展はこのシリーズの紹介を通して、半世紀を超える岡崎の仕事を概観します。 さらに「Who’s Who」にとりあげられた面々 ――ヨーゼフ・ボイス、ブランクーシ、ジョン・ケージ、チャーチル英元首相、コーネル、デュシャン、ジャコメッティ、樋口一葉、アングル、磯崎新、ジャスパー・ジョーンズ、葛飾北斎、河原温、宮本武蔵、マン・レイ、ウィリアム・テル、仙厓ら―― の作品や資料をならべて展示することで、古今東西の人物たちと岡崎の世界観が巡り会い語り合う場をつくりだします。

【岡崎和郎 略歴】
1930年岡山県に生まれる。1956年、早稲田大学文学部大学院美術史専攻中に作品制作を始める。1958年より読売アンデパンダン展に出品、66年に東京画廊で初個展を開催。以降、現在に至るまで制作を続けている。

【主な展覧会歴】
1997年「岡崎和郎展」(倉敷市立美術館)、1998年「岡崎和郎 WHO’S WHO」(横田茂ギャラリー)、2010年「岡崎和郎展 補遺の庭」(神奈川県立近代美術館 鎌倉)

岡崎和郎《P.M.ボール》2005年 個人蔵

【関連イベント】
詳細、最新情報につきましては美術館ホームページをご覧ください。

<講演会>
「Who’s 岡崎和郎ーオブジェ・ダダ・シュルレアリスム」―終了しました
講師:巖谷國士(明治学院大学名誉教授)
日時:10月1日(土)14:00より(13:30開場予定) 11階講堂にて
先着150名(当日12:00より11階にて整理券配布)/聴講無料

「岡崎和郎 オブジェの時代」
講師:加治屋健司(東京大学大学院総合文化研究科准教授)
日時:10月15日(土)14:00より(13:30開場予定) 11階講堂にて
先着150名(当日12:00より11階にて整理券配布)/聴講無料

<市民美術講座>
「岡崎和郎入門」―終了しました
講師:水沼啓和(当館学芸員)
日時:9月17日(土)14:00より(13:30開場予定) 11階講堂にて/先着150名/聴講無料

岡崎和郎《hear something….》1966年 個人蔵

【岡崎和郎展との共通関連イベント】
<ギャラリートーク>
担当学芸員による:9月7日(水)14:00〜 ―終了しました
ボランティアスタッフによる:会期中の毎週水曜日(9月7日を除く)14:00〜
・水曜日以外の平日14:00にも開催することがあります。
・混雑時には中止する場合があります。

<ワークショップ>(事前申込制)
「お・か・し な オブジェ」 ―申込受付を終了しました
10月2日(日)/ 14:00より/ 11階講堂にて/ 定員20名/参加費500円
対象:中学生以上
「オブジェ」ってなんだろう。美術の世界で使われる言葉を、身近な素材から考えます。チョコ、キャンディ、クッキーにマシュマロ。お馴染みのお菓子を使って、見たことのないオブジェ作りに挑戦。最後はコーヒーを飲みながら、おかしなオブジェが並ぶ風景を楽しみましょう。
《申込方法》
往復はがきまたはホームページからお申し込みください。往復はがきの場合は、郵便番号・住所・電話番号・氏名・希望のイベント名・参加人数(2名まで)・年齢を明記の上、〒260-8733 千葉市中央区中央3-10-8 千葉市美術館 イベント係 までお申し込みください。
※申込締切 9月21日(水)必着 ※応募多数の場合は抽選

<さや堂ホール展示プロジェクト2016>(仮)
「星のみかた」
会期:10月15日[土]-10月30日[日] 10:00-18:00(金・土曜日は20時まで)
観覧料 無料
美術館1階「さや堂ホール」にて、植松琢麿による個展を開催。「宇宙」をテーマに制作したインスタレーション作品を発表します。会期中には、アーティストトークや対談イベント、ワークショップの開催を予定(詳細はホームページにてご確認ください)。
○ 植松琢麿:1977年金沢生まれ、大阪府在住。多様な形象が立ち現れる幻想的なインスタレーション作品を国内外で発表。新しい生命の在り方を、様々なメディアと手法で表現している。

岡崎和郎《瀧口修造―Arrow Finger(人名録より)》1968年 個人蔵

美術館ホームページより)

開始日2016/09/7
終了日2016/10/30
エリア千葉県
時間10:00-18:00(金・土曜日は20時まで)
入場受付は閉館の30分前まで
休日9月26日(月)、10月3日(月)
その他備考一般700円(500円) 大学生500円(350円)
岡崎和郎展+小川信治展セット観覧料:
一般1000円 大学生700円
※小・中・高校生、障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
※ ( )内は団体20名以上、および市内にお住まいの65歳以上の方の料金
※10月18日(火)は「市民の日」につき観覧無料
開催場所千葉市美術館
アクセス〒 260-8733 千葉市中央区中央 3-10-8
Tel. 043-221-2311(代)
・JR千葉駅東口より徒歩約15分
JR千葉駅へは東京駅地下ホームから総武線快速千葉方面行で約42分
・京成千葉中央駅東口より徒歩約10分
http://www.ccma-net.jp/information_03.html http://www.ccma-net. jp