【南條敏之】 CORRESPONDENCE LANDSCAPE 016

shelterbelt-sample

Shelterbelt, 浜岡, 2015 撮影

東京都渋谷区恵比寿にあるGallery 工房 親 (ちか)にてCORRESPONDENCE LANDSCAPE 016, Self-Scape 風景表現の成り立ちを見る、という展覧会で「Shelterbelt」と名付けたシリーズの日本各地の海岸の防砂林の写真を展示します。ご高覧いただければ幸いです。

出展作の撮影地:舞子浜、富津、九十九里浜、沼津、浜岡、伊良湖、柏崎、下山門など

Shelterbelt
作品「Shelterbelt」は日本各地の海岸にある海岸防砂林(砂防林)を撮影したものです。白砂青松とよばれ日本の海岸にふさわしい自然の風景として親しまれていますが、ほとんどの防砂林は、海岸の砂丘地帯を開墾して作った農地を飛砂から守るために植えた人工のものです。

防砂林の多くは藩政時代に植林が始まっており、その経緯は現在では先人の献身さをたたえる美談となっています。しかし実態は半ば強制的な使役でもあったようです。昭和恐慌の時代には公共事業としての造成も行われます。第二次大戦中には軍の演習場になったり、航空機の燃料をとるために伐採され荒廃します。現在見られる樹々は戦後に食料増産や失業対策の目的をもって改めて植林されものです。近代化・都市化によって必要性を認識されにくくなった防砂林は、あらたに身近に親しむ自然という役割を与えられ現在に至ります。

目には打ち寄せる波の姿を真似たかのような樹々の姿だけが映ります。砂によって灰色に色づいています。

“Shelterbelt” is about coastal artificial groves, woods and small forests. In Japan, they are located on many beaches, and are considered as familiar nature. Actually, most of the green walls were planted by peasants for reclamation.

The afforestation was started from about 100-400 years ago. But the trees were badly damaged during WWII, and were planted again after the war.

In some cases, people built fences and put nets to protect their hedges from sand and tidal water. The trees are often shaped like waves, and colored grey by sand.

参加作家:大柴卓矢、中村花絵、南條敏之

会場:Gallery 工房 親

(南條敏之)

開始日2016/07/08
終了日2016/07/23
エリア東京都
時間12:00〜19:00、日祝日は18:00まで
休日月・火曜日
その他備考オープニングパーティー 7月8日(金) 18:00〜20:00
開催場所Gallery 工房 親, Gallery Kobo Chika
アクセス東京都渋谷区恵比寿 2-21-3
03-3449-9271
地下鉄日比谷線「広尾駅」2番出口 徒歩6分