【公募】清流の国ぎふ芸術祭 Art Award IN THE CUBE 2017 作品募集[7/8 締切]

岐阜県の、匠の技(飛騨の木工芸、美濃和紙、関の刃物、東濃の陶磁器など)や文化(高山祭、古川祭、大垣祭、鵜飼いなど)は、先人たちの常に新しいものを創造しようとする試みを積み重ねた結果、この地の伝統となったものです。

岐阜県では、このたび新たな才能の発掘と育成を目的に、企画公募展「清流の国ぎふ芸術祭 Art Award IN THE CUBE 2017」をスタートさせることとしました。

第1回テーマ
「身体のゆくえ」

応募募集期間
2016.4.11 [月] — 7.8 [金]

作品条件
4.8m(幅)×4.8m(奥行)×3.6m(高さ)の空間(直方体のキューブ) 内での展示作品

賞金
大賞 500万円/1点
審査員賞 100万円
入選賞金 50万円/15点程度

概要
古来、岐阜県は山紫水明の自然に恵まれ、豊かな森を源とする「清流」は県内をあまねく流れ、水や土そして木々など様々な恵みを大地にもたらしました。先人たちはこれらを礎に飛騨の木工芸、美濃和紙、関の刃物、東濃の陶磁器など匠の技を磨いてきました。また、国の重要無形民俗文化財に指定されている高山祭、古川祭、大垣祭や千有余年の歴史を誇る鵜飼いなど、この地に生きる人々の伝統文化を今に伝えています。

こうした文化や技術は、先人たちが常に新しいものを創造しようとする試みを積み重ねた結果この地の伝統となったものであり、近年では、高度IT人材の育成など先進的な取組みを行う素地ともなっています。

このたび岐阜県では、平成29年4月、想像力溢れる新たな才能の発掘と育成を目的に、革新的な企画公募展「清流の国ぎふ芸術祭 Art Award IN THE CUBE 2017」を開催する運びとなりました。本展は、「丈六のキューブ※[4.8m(幅)×4.8m(奥行)×H3.6m(高さ)]」を無限の小宇宙に見立て、今回のテーマである「身体のゆくえ」を、この空間の中でなにものにもとらわれず、自由に表現(制作・展示)していただこうとするものです。世代、ジャンルは問いません。作家、鑑賞者ともに、国際的な視野と今日の息吹を感じることができるトリエンナーレを目指します。

全国の作家から多数ご応募いただき、この岐阜の地で生まれた小さな一滴が、やがて大河となり海へと注ぐように、全国そして世界へ発信し、この「清流の国ぎふ」の新たな魅力と活力の創造に繋げてまいります。

基本情報
清流の国ぎふ芸術祭 Art Award IN THE CUBE 2017

第1回テーマ
「身体(しんたい)のゆくえ」

展覧会会期
2017年4月15日(土)~6月11日(日)[58日間、休館日含む](予定)

開催会場
岐阜県美術館(岐阜県岐阜市宇佐4-1-22)

展示点数
15点程度

主催
清流の国ぎふ芸術祭Art Award IN THE CUBE 実行委員会、岐阜県

第一回テーマ
「身体のゆくえ」

現代社会はコンピュータの発達・普及にともなって発展し、また複雑化してきました。社会を映す鏡である現代アートも、コンセプト、素材、表現方法などあらゆる要素について既存の枠を取り払い、複雑化、多様化の一途をたどっています。

アートはあらゆる可能性を追求すべきですが、その展開のあまりの速さ、広さに、発信者である人間が置き去りにされてしまっているのではないか、多様化そのものが目的化されているのではないかとさえ思われます。

私たちは、美術作品は人間の生の結晶であると考え、今一度、人間そのものである自らの「身体(肉体、精神)」に着目し、その中に何を発見し、何が生まれるのかを問い、現代社会全体をアートの視点で読み直してみたいと考えます。そこで生成される情熱や才能が、丈六のキューブという空間を通して発露される結晶体(作品)を、この「Art Award IN THE CUBE 2017」は大いに歓迎します。

応募募集期間
2016.4.11 [月] — 7.8 [金]

作品条件
4.8m(幅)×4.8m(奥行)×3.6m(高さ)の空間(直方体のキューブ) 内での展示できること

審査員
O JUN 画家/東京藝術大学教授
1956年・東京都生まれ。東京藝術大学で油画技術を学んだのち、スペインに遊学。80年代末に20kgを超える合金の筆を用いたライブパフォーマンスを発表。その後、ドイツ遊学を経て90年代後半からは、鉛筆、クレヨン、水彩など多彩な画材を用いた平板での作品を発表。2000年代以降は再び油彩も手掛け、具体的なモチーフと大きな余白から構成される作品を輩出している。

十一代 大樋長左衛門(年雄)美術家、陶芸家/ロチェスター工科大学、金沢大学などで客員教授
1958年・石川県生まれ。1984年ボストンユニバシティー大学院修士課程修了。茶道・裏千家や表千家の茶器として、京都の楽焼をルーツに350年の伝統を持つ大樋焼の継承者。2013年第 七回 韓国京畿国際陶芸ビエン ナーレ(韓国 ・ 利川)」招待作家。数々の賞を受賞し、2015年日本現代工芸展内閣総理大臣賞受賞。2016年十一代長左衛門襲名。多くの美術展の審査員を務め、個展・講演・ワークショップなど陶芸家としての活動に留まらず、デザインや空間プロデュースなど現代アートの分野でも活躍している。

高橋 源一郎 小説家、文学者/明治学院大学教授
1951年・広島県生まれ。1981年に『さようなら、ギャングたち』で群像新人賞優秀作を受賞しデビュー。その後、『優雅で感傷的な日本野球』で三島由紀夫賞、『日本文学盛衰史』で伊藤整文学賞、『さよならクリストファー・ロビン』で谷崎潤一郎賞を受賞。大学教授、ラジオパーソナリティー、数々の文学賞の選考委員を務めながら、多くの著作を輩出している。

田中 泯 ダンサー
1945年・東京都生まれ。60年代クラシック・バレエ、モダン・ダンスを学んだ後、独自の舞踊を展開する。78年パリでデビューし国際的に活動を開始。85年農村へ移住、本格的に農業を始める。その場を拠点に、国内ではいち早く野外での国際芸術フェスティバルを発展させ26年間継続する。90年フランス政府より芸術文化勲章シュバリエを受章。95年国内外の伝統芸能に焦点を当てた「舞踊資源研究所」を発足。2002年より映画やドラマなど、映像の世界へも活動の域を広げている。踊りの起源を追求し、あらゆる場から生まれる踊りを即興で踊る『場踊り』を展開している。2012年、第6回円空賞受賞。

中原 浩大 彫刻家、美術家/京都市立芸術大学教授
1961年・岡山県生まれ。ドローイング、立体、映像、パフォーマンス、インスタレーションなど多岐にわたる表現方法をもちい、彫刻概念の拡張を試みてきた。90年代以降は、現代の社会における芸術活動の“Another Model”(別なかたち・在り方)についての脱領域的アプローチによる模索と試行をかさねている。また、個人での制作研究活動の他、共同研究・プロジェクトなどにも積極的に携わっている。

三輪 眞弘 作曲家/情報科学芸術大学院大学[IAMAS]教授
1958年・東京都生まれ。コンピュータを用いたアルゴリズミック・コンポジションと呼ばれる手法で数多くの作品を発表。第10回入野賞1位、第14回ルイジ・ルッソロ国際音楽コンクール1位、第14回芥川作曲賞、2010年度芸術選奨文部科学大臣賞(芸術振興部門)他受賞歴多数。07年「逆シミュレーション音楽」がアルス・エレクトロニカのデジタルミュージック部門にてゴールデン・ニカ賞(グランプリ)を受賞。

鷲田 清一 哲学者/京都市立芸術大学学長
1949年・京都府生まれ。1972年に京都大学文学部哲学科卒業後、関西大学教授、大阪大学教授、大阪大学総長などを歴任。大阪大学名誉教授、大谷大学客員教授、せんだいメディアテーク館長。専門分野である哲学・倫理学の視点からアート、ファッション、教育、労働、ケアなど様々な分野において、数多くの評論・執筆活動を行っている。サントリー学芸賞、桑原武夫学芸賞、読売文学賞等を受賞。

審査料
5,000 円
下記の銀行口座にお振込ください
大垣共立銀行 中村支店(138)普通 250501
清流の国ぎふ芸術祭事務局応募受付係 会計担当 松岡貴晴
(セイリュウノクニギフゲイジュツサイジムキョクオウボウケツケカカリ カイケイタントウ マツオカタカハル)

審査スケジュール
応募受付2016年4月11日[月] — 7月8日[金]必着
一次審査結果発表2016年8月下旬
作品制作2016年9月 — 2017年3月上旬
作品設置2017年3月
二次審査結果発表2017年4月上旬
作品展示・発表2017年4月15日[土] — 6月11日[日] 予定・58日間(休館日含む)

作品制作支援
1. 入選者には制作費を入選賞金(50万円)として支給
2. 作品制作・展示に関わる技術的な相談事への支援(テクニカルアドバイザー:佐野誠氏[スーパー・ファクトリー代表]、制作支援チームを設置)
3. 出品者の作品制作・展示に関わる外部協力者(岐阜県内企業・団体など)の紹介等
4. 岐阜県美術館での作品設置に関わるボランティア等の派遣
*2~4については支援内容が一部変更となる場合があります。

テクニカルアドバイザー
佐野 誠 美術展施工技術者/スーパー・ファクトリー代表
1955年・広島県生まれ。建設会社で約20年、トンネル工事現場などを担当。97年現代美術家・曽根裕氏への作品制作協力をきっかけに、98年スーパー・ファクトリーを創設。束芋、マシュー・バーニー、エルネスト・ネト、オラファー・エリアソンらさまざまなアーティストの作品制作、展示施工で協働。横浜トリエンナーレをはじめ、1千件を超える展覧会の施工を手掛けている。

応募に関するお問合せ
〒500−8828 岐阜県岐阜市若宮町9-16 トーカイビル3F
Tel : 052-471-2203
※土・日・祝日及び年末年始はご対応できません
※9:00〜17:30
Fax : 052-482-6210
Email : apply@art-award-gifu.jp

*詳細は公式ホームページをご覧ください。