MOT コレクション MOT Collection

フランシス・アリス(リサイズ)

フランシス・アリス《川に着く前に橋を渡るな》2008年 photo:Jorge Golem
Francis Alÿs, Don’t Cross the Bridge Before You Get to the River, 2008
Photo: Jorge Golem

今期の「MOTコレクション」は、戦後日本の美術の代表作を核とした「戦後美術クローズアップ」、新収蔵作品を中心に紹介する「フランシス・アリス《川に着く前に橋を渡るな》と4つの部屋」、当館のために制作された「大友良英+青山泰知+伊藤隆之《without records – mot ver. 2015》」により構成します。

第1部の「戦後美術クローズアップ」は3階で、6人の作家による、戦後美術の代表作を核にした展示を行います。これらの作品は、これまで制作当時の50年代、60年代の時代状況や美術動向と結び付けて語られてきました。今回の展示では、作家の長い活動の中に位置づけることで、時代を超えて放たれる作品の力を見つめ直します。

第2部「フランシス・アリスと4つの部屋」の1階では、2013年の個展で好評を得たフランシス・アリスの《川に着く前に橋を渡るな》(2008年)を新収蔵作品として常設展示室で初公開します。あわせて、同作に見られる「歴史と国境」、「水平線」、「遊びと賭け」といった要素をテーマとして4つの部屋に展開、多彩な収蔵作品との連繋と対話を試みます。

アトリウムでは、大友良英+青山泰知+伊藤隆之の《without records – mot ver. 2015》を展示します。古いポータブル・レコード・プレイヤーそのものを音源として使った壮大なインスタレーションです。92台のプレイヤーが奏でる個性豊かな「響き」をぜひお楽しみください。

Each term, Museum of Contemporary Art Tokyo (MOT) selects about 100 artworks from its some 4,800-piece collection for display in its permanent exhibition, the “MOT Collection.” In this way, MOT seeks to offer a wide range of perspectives on postwar and contemporary art.

Part 1, “Postwar Art in Close-up,” the MOT Collection looked at postwar Japanese art with a primary focus on representative works by six artists in the museum’s collection. The works were presented in the context of the social environment and art trends of the 1950s and ’60s, when they were produced, and examined as works indispensable to discussion of postwar Japanese art. This time, by positioning artworks in the context of the individual artist’s artistic journey, the MOT Collection transcends the times to examine each work’s true power and seek new interpretations.

Part 2 takes a newly collected work, Don’t Cross the Bridge Before You Get to the River by Francis Alÿs, as its centerpiece. In four rooms, each themed according to a constituent element of the Alÿs work–”History and Borders,” “Horizon,” and “Play”–the exhibition places artworks in close dialogue with one another so as to draw out each work’s distinctive qualities.

In the Atrium features a new sound installation, without records–mot ver.2015, created for this museum by OTOMO Yoshihide, AOYAMA Yasutomo, and ITO Takayhuki. We invite you to enjoy an immersion in the richly distinctive “sound” produced by 92 old portable record players.

池田龍雄《10000カウント》1954年
IKEDA Tatsuo, Count 10000, 1954

<展示作家>

第1部:戦後美術クローズアップ
中西夏之、池田龍雄、桂ゆき、菊畑茂久馬、工藤哲巳、中村宏
Part1:  IKEDA Tatsuo, KATSURA Yuki, KIKUHATA Mokuma, KUDO Tetsumi, NAKAMURA Hiroshi, NAKANISHI Natsuyuki

第2部:フランシス・アリスと4つの部屋
フランシス・アリス、クリスチャン・ボルタンスキー、レベッカ・ホルン、河原温、塩見允枝子、髙柳恵里、豊嶋康子ほか
Part2:  Francis Alÿs, Christian Boltanski, Rebecca Horn, KAWARA On, SHIOMI Mieko, TAKAYANAGI Eri, TOYOSHIMA Yasuko, etc.

アトリウム・プロジェクト
大友良英+青山泰知+伊藤隆之
Atrium Project:OTOMO Yoshihide+AOYAMA Yasutomo+ITO Takayuki

出品作品リスト

中西夏之《柔かに、還元 Ⅰ》1996年
NAKANISHI Natsuyuki, Softly Reductive Ⅰ, 1996

<イベント>
詳細および最新情報につきましては美術館ホームページをご覧ください。

担当学芸員による「もっと!MOTコレクション」
-学芸員がMOTコレクションの舞台裏をご案内します―
2015年11月28日(土)15:30~/ 会場 常設展示室3F(第1部)
2015年12月19日(土)15:30~/ 会場 常設展示室1F(第2部)
*予約不要、本展または同時開催の企画展のチケットをご用意の上、常設展示室入口にお集まりください。
*各回ともに1時間程度

中村宏《革命首都》1959年
NAKAMURA Hiroshi, Metropolis in Revolution, 1959

美術館ホームページより)

開始日2015/11/7
終了日2016/02/14
エリア東京都
時間10:00〜18:00 入場は閉館の30分前まで
休日月曜日(2015年11月23日、2016年1月11日は開館)、11月24日、12月28日~2016年1月1日、1月12日
その他備考一般500円/大学・専門学校生400円/65歳以上・高校生250円/中学生以下無料
*企画展のチケットでもご覧頂けます。
*身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付き添いの方(2名まで)は無料です。
開催場所東京都現代美術館 常設展示室 1階、3階
アクセス美術館お問い合わせ
03-5245-4111(代表)
03-5777-8600(ハローダイヤル)
東京メトロ半蔵門線・清澄白河駅B2番出口より徒歩9分
都営地下鉄大江戸線・清澄白河駅A3番出口より徒歩13分
http://www.mot-art-museum.jp/museuminfo/access.html