シリーズ「美術館とコレクション」第5回:神奈川県立近代美術館 鎌倉 最後の展覧会開催記念 鎌倉からはじまった。コレクションの物語 1951-

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シリーズ「美術館とコレクション」第5回

神奈川県立近代美術館 鎌倉
最後の展覧会開催記念
鎌倉からはじまった。コレクションの物語 1951-

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日程:2016年1月15日 (金)
時間:19:00~21:00/開場18:30~
受講料:2,700円(税込)
定員:45名様
会場:青山ブックセンター本店・大教室
詳細・お申し込みはコチラ http://www.aoyamabc.jp/culture/museum-collection5/

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神奈川県立近代美術館 鎌倉(以下、カマキン)が、現在開催中の「鎌倉からはじまった。Part3:1951-1965 『鎌倉近代美術館』誕生」展の最終日 2016年 1月31日をもって展覧会活動に幕を閉じ、3月末日に閉館します。同館は日本初の公立の近代美術館として、1951年、鶴岡八幡宮境内に開館しました。以来、近代美術の魅力を発信し続けるとともに、日本の美術館運営の道標となり、大きな役割を果たしてきました。

シリーズ「美術館とコレクション」第5回は、そんなカマキン閉館を惜しみ、神奈川県立近代美術館の館長 水沢勉さんを講師にお迎えして開催します。

カマキンは日本で初めての公立近代美術館であること、さらに所蔵品ありきで作られた美術館ではないため、近代美術館としての運営もコレクション形成も文字通りゼロからのスタートでした。はじめはニューヨーク近代美術館などを範としながら、手探りで美術館づくりを進め、現在の日本の美術館運営の基準ともいえる運営スタイルを徐々に築きあげてきました。そんな同館のコレクションの多くは寄贈や寄託品によって形成され、コレクションの重要な核となっています。開館当初より鏑木清方氏、片岡球子氏ら、多くの人々が積極的に作品の寄贈を通じてカマキンを支援、応援してきたことにより、現在の潤沢なコレクションができ上がってきたのです。ここから、いかに愛され、信頼されていた美術館であるかを感じることができます。

今回は、カマキンのコレクション形成を中心に開館当初からの歴史と変遷を辿り、日本の美術館・美術界におけるカマキンの役割と成果を見ていくことで、美術館におけるコレクションの意味を考えていきます。
さらに、本講座を通じ、カマキン閉館の意味を今一度捉えなおし、カマキンの美術界における貢献をいかに継承していくのか、これからの神奈川県立近代美術館、さらには日本の美術館全体のこれからについて考える機会にしたいと思います。

【講師 水沢勉さんからのメッセージ】

いまや日本を代表する有数の観光地のひとつである鎌倉は、中世以来の長い伝統に育まれた地方都市です。いまでこそ賑わいをみせていますが、戦後しばらくはかなり人通りも少ない寂しい状態であったようです。1951年に日本で最初の公立の近代美術館が鶴岡八幡宮境内に出現したとき、それは文化的事件といってよいものでした。その活動が日本の近代美術の全体像を私たちに知らしめる貢献をなし、同時に、鎌倉という都市に近代的、現代的な魅力を付け加えたのです。そのような文化空間のなかで形成された当館のコレクションには、独特のいくつもの物語が宿されています。それを少しでもお話できたらと思います。

開始日2016/01/15
終了日2016/01/15
エリア東京都
時間19:00~21:00/開場18:30~
休日
その他備考受講料:2,700円(税込)
開催場所青山ブックセンター本店内・大教室
アクセス〒150-0001
東京都渋谷区神宮前5-53-67
コスモス青山ガーデンフロア (B2F)
電話:03-5485-5513
メール:culture@boc.bookoff.co.jp