アーティスト・ファイル 2015 隣の部屋ーー日本と韓国の作家たち Artist File 2015 Next Doors: Contemporary Art in Japan and Korea

チラシ

2008年から国立新美術館が開催してきた「アーティスト・ファイル」展は、いまもっとも新鮮で充実した活動を行っている現代美術家を、個展の集合体の形で紹介するグループ展です。このたび、日韓国交正常化50周年の記念すべき節目の年に、アジアを代表する美術館のひとつである韓国国立現代美術館と共同で「アーティスト・ファイル 2015 隣の部屋――日本と韓国の作家たち」展を企画しました。日本と韓国の作家によって構成される本展は、 国立新美術館で立ち上がり、次いで韓国国立現代美術館 (果川館) へ巡回する予定です。「隣の部屋」という副題は、「アーティスト・ファイル」展の従来からの特徴である個展形式を引き継いでいること、日本と韓国が地理的に近しいこと、そして日本と韓国の作家たちの美学と作品の形式が緩やかに呼応していることを暗示しています。

「アーティスト・ファイル」展とは、2008年、2009年、2010年、2011年、2013年と、これまで継続的に過去5回にわたって国立新美術館が企画してきた現代美術家を紹介する展覧会です。広大な面積の展示室を有効に利用して、個展の集合という形式で活動的な作家たちを紹介してきました。2年ぶりの開催となる本展は、国立新美術館と韓国国立現代美術館の担当学芸員が綿密な調査をもとにして日本と韓国の作家を選定しました。

<韓国国立現代美術館>
韓国国立現代美術館は、果川館、徳寿宮館に加えて、2013年にはソウル中心部にソウル館を開館しています。ソウルの新館開館を契機として、韓国国立現代美術館はこれまで以上に、韓国ならびにアジアにおける美術館のなかでも中心的な役割を果たしていくこととなるでしょう。「アーティスト・ファイル 2015」展は、まず国立新美術館で立ち上がり、次いで韓国国立現代美術館(果川館)へ巡回する予定です。

<展覧会カタログとアーティストのアーカイブ>
「アーティスト・ファイル」展は作品展示だけでなく、出品作家に関する情報を文字通りファイリングすることを重要な目的のひとつとしています。詳細な略歴と文献目録を含む展覧会カタログは、日本語・韓国語・英語の三か国語によって構成されます。また、作家に関する情報を展覧会終了後も収集しており、これまでに40名の作家がアーカイブされています。

<出品作家>

イム・フンスン《名のない風景2》2011年 | インクジェットプリント
IM Heungsoon | Nameless Scenery 2 | 2011 | Inkjet print

イム・フンスン
임흥순 IM Heungsoon(b.1969-)ソウルに生まれる。現在、ソウル在住。

キ・スルギ《Unfamiliar Corner 02》2012年 | アーカイヴァルピグメントプリント
KI Seulki | Unfamiliar Corner 02 | 2012 | Archival pigment print

キ・スルギ
기슬기 KI Seulki (b. 1983-)ソウルに生まれる。現在、ソウル在住。

小林耕平《L字とミミズ》2014年 | ミクストメディア |「1974 第一部 1974年に生まれて」
展示風景、 群馬県立近代美術館、2014年 | 撮影:大西正一 | 提供:YAMAMOTO GENDAI
KOBAYASHI Kohei |  L-shapes and Earthworms | 2014 | Mixed media | Installation view, “1974 part 1 – 6 Artists Born in 1974”, The Museum of Modern Art, Gunma, 2014 | Photo: Masakazu Onishi | Courtesy: YAMAMOTO GENDAI

小林耕平
KOBAYASHI Kohei (b. 1974-)東京に生まれる。現在、埼玉在住。

イ・へイン 右《木のことを考えながらつくった彫刻》2012年 | 再生紙, ホチキス針, アクリル, 木
左《私は犬一匹持っていません。私は銃も持っていません。私はあなたの30分を盗みます。ごめんなさい!》2012年 | フェルト, 木, 車輪, カーボンフレーム | 撮影:Jun Jiwon
LEE Hyein | Right: The Sculpture Made in Thinking of a Tree | 2012 | Recycled paper, staple, acrylic, wood
Left: I Don’t Have a Dog. I Don’t Have a Gun. I’ll Have Your 30min. Sorry! | 2012 | Felt, wood, wheel, carbon frame Photo:Jun Jiwon

イ・ヘイン
이혜인 LEE Hyein (b.1981-)京畿道高陽に生まれる。現在、京畿道高陽在住。

イ・ソンミ《ガラスのブランケット》2014年 | 割れた車の強化ガラス、ミクストメディア
LEE Sungmi | Glass Blanket | 2014 | Collected broken automobile glass, mixed media

イ・ソンミ
이성미 LEE Sungmi (b.1977-)ソウルに生まれる。現在、ソウル在住。

イ・ウォノ《層 Story Ⅰ》2013年 | 値段交渉をして路上生活者から購入した積善のお金と道具
LEE Wonho | Story Ⅰ | 2013 | Beggars’ money and tools acquired through bargaining with the beggars

イ・ウォノ
이원호 LEE Wonho (b. 1972-)全羅南道順天に生まれる。現在、ソウル在住。

南川史門《プレイ》2014年 | アクリル, カンヴァス, 紙によるコラージュ|
提供:MISAKO & ROSEN
MINAMIKAWA Shimon | Play | 2014 | Acrylic on canvas, paper collage| Courtesy: MISAKO & ROSEN

南川史門
MINAMIKAWA Shimon (b. 1972-)東京に生まれる。現在、ニューヨークおよびベルリン在住。

百瀬文《定点観測[父の場合]》2013–14年 | 映像, テキスト
MOMOSE Aya | Fixed Point Observation (With My Father) | 2013–14 | Video and text

百瀬文
MOMOSE Aya (b. 1988-)東京に生まれる。現在、東京在住。

手塚愛子《Lessons for Restoration (mirror)》2013年 | 解かれた織物(フィレンツェのお土産) | 撮影:Ute Klein | 提供:Galerie Michael Janssen Berlin-Singapore
TEZUKA Aiko | Lessons for Restoration (mirror) | 2013 | Untied fabric (souvenir from Florence) | Photo: Ute Klein | Courtesy: Galerie Michael Janssen Berlin-Singapore

手塚愛子
TEZUKA Aiko (b. 1976-)東京に生まれる。現在、ベルリン在住。

冨井大裕《board band board #2》2014年 | PPバンド, アクリル板 | 撮影:柳場大 | 提供:Yumiko Chiba Associates
TOMII Motohiro | board band board #2 | 2014 | Polypropylene band, acrylic sheet | Photo: Masaru Yanagiba | Courtesy: Yumiko Chiba Associates

冨井大裕
TOMII Motohiro (b. 1973-)新潟に生まれる。現在、東京およびニューヨーク在住。

ヤン・ジョンウク《疲れはいつも夢とともに》2013年 | 木, モーター, 糸 | 撮影: Kim Namhee
YANG Junguk | Fatigue is always with the dream | 2013 | Wood, motor, thread |
Photo: Kim Namhee

ヤン・ジョンウク
양정욱 YANG Junguk (b. 1982-)ソウルに生まれる。現在、ソウル在住。

横溝静 《all (Cc)》 2008年 | Cタイププリント | 提供:WAKO WORKS OF ART
YOKOMIZO Shizuka | all (Cc) | 2008 | C-type print | Courtesy: WAKO WORKS OF ART

横溝静
YOKOMIZO Shizuka (b. 1966-)東京に生まれる。現在、ロンドン在住。

美術館ホームページより)

開始日2015/07/29
終了日2015/10/12
エリア東京都
時間10時~18時。会期中の毎週金曜日は20時まで *入場は閉館の30分前まで。
休日毎週火曜日。ただし、9月22日(火)は開館いたします。
その他備考観覧料(税込): 一般 1000円/大学生 500円
*高校生, 18歳未満の方(学生証または年齢のわかるものが必要)および障害者手帳をご持参の方(付添の方1名を含む)は入場無料。
*団体券は国立新美術館でのみ販売(20名以上に適用) 。200円引きとなります。
*会期中に当館で開催中の他の企画展および公募展のチケット, またはサントリー美術館および森美術館(あとろ割対象)で開催中の展覧会チケット(半券可)を提示された方は, 団体料金が適用されます。
*65歳以上の方(年齢のわかるものが必要)は会期中に当館で開催中の公募展チケット(半券可)の提示で, 大学生団体料金が適用されます。
開催場所国立新美術館 企画展示室2E
アクセス〒106-8558
東京都港区六本木7-22-2
03-5777-8600 (ハローダイヤル)
http://www.nact.jp/information/access.html
東京メトロ千代田線乃木坂駅 青山霊園方面改札6出口(美術館直結)
都営大江戸線六本木駅7出口から徒歩約4分
東京メトロ日比谷線六本木駅4a出口から 徒歩約5分