【永岡大輔】もうひとつの穴 Nagaoka Daisuke solo show: Another Hole

DM image

<待つことについて> 2015、430x315mm、紙に鉛筆、水彩

hpgrp GALLERY TOKYOより、永岡大輔 個展「もうひとつの穴」の開催をご案内申し上げます。

永岡は、鉛筆で描いたり消したりを繰り返し、それを録画し早回しして見せることでアニメーション作品として提示しています。

また、最近では人々の経験やその場所の歴史を、読書や朗読で掘り起こすプロジェクト「Re-constellation」なども行い、展覧会場での作品発表に留まらない広がりのある活動を行っています。一枚の紙の上で物語が積み上がって行く永岡のアニメーションには、時間というテーマが通低しています。線が描かれると同時に、消された線の痕跡も残っていくという、未来と過去が同時に存在する独特なアニメーションの形式は、物語にも漂う曖昧な時間軸と一致します。

昨年、同ギャラリーで発表された作品「千年燃え続ける炎と8分19秒前に消えた星」では、塗り重ねられて行く時間の層と人々の生と死が繋がっているような静謐な世界観で観ている者を魅了しました。本展で発表される新作アニメーション「もうひとつの穴」では身近な体験をもとに、壮大な風景と個人の身体が繋がり重なるような世界が更に切実に観ている者に迫ります。

本年は国際芸術センター青森のアーティスト・イン・レジデンスでの滞在制作及び展覧会にも招聘され、今後も活躍が期待される永岡大輔の1年ぶりの個展をぜひこの機会にご高覧くださいますようお願い申し上げます。

<Artists’s Comments>
随分沢山の絵を消して来た。
いつかすっかりと忘れてしまうかもしれない事を知りつつ繰り返し絵を描いて来た。
忘却に晒され続ける絵は、まるで蝋で書かれたように、白い紙片からあぶり出されまた薄れ行く。記憶に於いて正確に言える事が忘却のみだとしても 『私』の記憶が社会の記憶にいつか回収されるとしても、身体も街もこの宇宙までもがいつか産まれる前の状態に戻るとしても。
消え去る絵、描かれつつある絵、その行為、出来事。
私はこの紙の前で起こるすべてを記録する。
今回は穴について考えてみようと思う。
目を開くと広がる巨大な穴、 目を閉じても存在する穴。
宇宙と意識は身体と言う管で繋がった 穴と穴のことである。
これら穴について、人の営みをもとに。

■永岡大輔 ×VOQ
ライブイベント -穴を掘る- 開催のお知らせ

hpgrp GALLERY TOKYO で開催中の個展アーティスト永岡大輔とミュージシャン VOQ による1日限りのライブイベントを開催いたします。テーマは「穴を掘る」。

日時:2015 年7月4日(土)17:00-18:00  ギャラリーの営業は12:00-20:00 となります。

会場:hpgrp GALLERY TOKYO
入場料:無料
出演:永岡大輔、VOQ
協力:水田紗弥子(Little Barrel)
お問い合わせ:03-3797-1507 art@hpgrp.com ( hpgrp GALLERY TOKYO )

VOQ a.k.a. hiroshi honda
エレクトニカバンド、 オルガノラウンジのボーカルとして活動。2010年よりソロ名義VOQ(ボック)をスタート。

http://www.organ-o-rounge.org/voq/

現在青森に滞在し作品制作を行っている永岡大輔。青森からインターネット中継を行い、この日のための特別なドローイングを描きます。彼が描く映像世界の中で、VOQによるライブパフォーマンスが繰り広げられます。

なお、7月4日(土)・5日(日) は、青参道で「TANABATA AOSANDO」を行います。それに伴い、 両日はスタッフが浴衣姿となり、16:00~19:30はお飲み物とともに皆さまをお迎えいたします。

この機会に是非お立ち寄りください。

(ギャラリーホームページより)

開始日2015/06/5
終了日2015/07/05
エリア東京都
時間12:00 - 20:00
休日月曜・毎月最終日曜閉廊
その他備考無料
開催場所hpgrp GALLERY TOKYO
アクセス〒107-0062 東京都港区南青山5-7-17 小原流会館 B1F
03-3797-1507
art@hpgrp.com http://hpgrpgallery.com