【白井美穂】【松本春崇】House Beats – 撹拌する家

201506 House Beats

「House Beats – 撹拌する家」は音楽レーベルSpeechが主催し、様々なジャンルのアーティストの実験場であり交流の場であるexplosion tokyoの共催を得て展開される、パフォーマンスと展示の連続企画です。本企画では建造物であり、生活空間でもある「家」の内部と外部に配される作品によって空間全体を活性化し、そこに仕掛けられるものや音を介して開かれていく知覚について、展示とパフォーマンスを通して探って行きます。ロープで民家や壁を十字に縛ったり、紐やテント状の形態を用いて場を異化するインスタレーション、波打つ水面が輝く星や粒子状のイメージに変容していく映像作品、日用品と音を用いたインタラクティブな立体作品など、回ごとにテーマに対する作家たちの個別のアプローチが展開します。空間上の点が結び合って線になる時に関係性が生まれ、それらの線が複合的に重なり合って境界面になるという過程を通し、現実空間を撹拌していく試みとなるでしょう。3カ月間に渡るexplosion tokyoでの企画の最後に行われる両国門天ホールでのライブと展示は「ハレ」の場であると共に、点/線/境界面によって形作られるはずの、もう一つの家の構築を暗示しています。

Vol.1 String  2015.06.07(日)-27(土)
展示: 松本春崇, 白井美穂
パフォーマンス: 06.07(日) 松本春崇「家縛り」13:00頃開始, 14:30頃 蝶々結び, 人縛り 16:00開始
ライブ: 06.07(日) 18:00-  出演: 山口紘, MOLLIS MVSICA, Rie Tashiro (料金: ¥1,000)

Vol.2 Interface  2015.07.05(日)-25(土)
展示: アキレス・ハッジス, サム・ストッカー
ライブ: 07.05(日)18:00- 出演: 中川敏光, パフォーマンス: アキレス・ハッジス, サム・ストッカー (料金: ¥1,000)

Vol.3 Particle  2015.08.02(日)-22(土)
展示: 小山穂太郎, 町野三佐紀
ライブ: 08.02(日) 18:00- 出演: 逢坂誉士, スコット・ジョーダン (料金: ¥1,000)

※各月の展示は、イベント当日および毎週土曜日の14:00-18:00にご覧頂けます。
それ以外の日は予約制です。Email:  live@explosion-tokyo.com

<ライブイベント予告>
House Beats-撹拌する家|Monten Live
会場:  両国門天ホール 東京都墨田区両国1-3-9 ムラサワビル1-1階
日時:  2015.09.05(土)
料金:  2,500円

参加アーティスト
逢坂誉士, 小山穂太郎, シニギワ(長嶌寛幸+松井茂), スコット・ジョーダン, 白井美穂, サム・ストッカー, RieTashiro, 田中徳崇, TrioSoirée (西田宏美+岩村麻里子+塩入ヶ谷美子), 中川敏光, 西原尚, アキレス・ハッジス, 町野三佐紀, 松本春崇, MOLLISM VSICA, 山口紘, 山崎朋, ほか

プロフィール(五十音順)

逢坂誉士  TakashiOsaka:薩摩琵琶奏者
東京生まれ。日本電子専門学校コンピュータ・ミュージック科卒業後,英国Liverpool Institute For Performing Artsに留学し, 芸術音楽学士を修める。帰国後, 曾祖父・松田静水の偉業である薩摩琵琶の発展を志し友吉鶴心に師事。NHK邦楽技能者育成会第49期卒業。錦心流琵琶を板倉穣水に師事。他のジャンルの音楽と共演するなど様々な活動を意欲的に展開している。
http://www.geocities.jp/biwamania49

小山穂太郎  HotaroKoyama:アーティスト
1955年東京生まれ。1987年「現代美術になった写真」栃木県立美術館, 1990年「移行するイメージ」京都近代美術館など, 写真・映像(16mmフィルムやビデオプロジェクション等)を主に用いて創作活動を展開し, 1994-95年には文化庁在外研修でフランスに滞在, 2002年個展「Phantom」栃木県立美術館。2012-13年「ゆうれいはここにいる」秋山画廊, 東京。現在は, 様々な場でイメージの想起とイメージの動きを探求する制作活動を進めている。

サム・ストッカー  SamStocker:アーティスト
イギリスと東京に在住。作品は展覧会が開催される地域周辺の空間や歴史に対するレスポンスであり, 各作品は場所を起点としている一方, 毎回次のプロジェクトへと引き継がれていく要素もある。場所, その歴史, そして文化が作品制作とリサーチのスタイルを導く。各プロジェクトの最終形態は同様に見えたとしても。リサーチの内容は場所次第なのだ。これまで室内空間と建築空間に関係するプロジェクトに取り組んで来たが, 近年はコラボレーションやパフォーマンスを取り入れ, 人々の暮らしぶりや公共空間という概念を加えた作品を制作している。
http://www.samstocker.com

白井美穂  MioShirai:アーティスト
美術作家。1962年京都に生まれ,7歳時より東京在住。1986年東京藝術大学美術学部絵画科卒業,1988年同大学院美術研究科修士課程修了。1993年から2006年までニューヨークに在住し,現在東京在住。その作品は国内外で幅広く発表されている。主な展覧会に1991年「インド・トリエンナーレ」ラリット・カラ・アカデミー(ニューデリー),1992-1993年「Bolade, Dopitova, Rist, Shirai」シェドハーレ(チューリッヒ),プラハ市立美術館(プラハ),2000年「越後妻有アートトリエンナーレ」松代町(新潟),2008年「アーティスト・ファイル2008」国立新美術館(東京),個展「ForeverAfternoon」ノーザーン・ギャラリー・フォー・コンテンポラリーアート(サンダーランド,イギリス),2013年「瀬戸内国際芸術祭」宇野港(岡山),「あいちトリエンナーレ」愛知県美術館(愛知),等。
http://www.mioshirai.com/mioshirai/words_jp.html

スコット・ジョーダン  Scott Jordan (Speech):箏奏者
箏の即興演奏家。米国University of Montana大学卒業。作曲をパトリック・ウィリアムズ,デビッド・マスランカに師事。箏を沢井一恵に師事。作曲作品はBrixton Publications より出版されている。様々な音楽家やダンサーとともに,即興音楽を演奏している。「Zero Zero」という自由即興音楽トリオのメンバー。韓国とスペインで「雫」と言う舞踏グループと演奏した。2010年にTokyo MXのテレビ番組「ザ・ゴルデンアワー」の「Yokoso! 9ch」にインタビューとパフォーマンスで出演。「三つの窓」と言うシリーズを主催して, 渡辺裕紀子, 秋元美由紀, 桑原ゆうへ作品を依頼した。
http://www.speechmusicartcritique.com/music/scott-jordan.html

Rie Tashiro:ダンサー・振付家
CMやアーティストのバックダンサー, ファッションショーの振付等を行う。横浜ダンスコレクションEX2015ファイナリスト。様々な舞台でソロを発表。 <H.ART CHAOS>の主軸メンバーであった木戸紫乃ことsea-no, 写真家のnaka_ideaと303projectを開始。また<東京ELECTOROCKSTAIRS>や<冨士山アネット>の作品に参加。

田中徳崇  Noritaka Tanaka:ジャズドラマー
1977年福岡出身。ロレッタセコハンなどでバンド活動をはじめ, 二十代をアメリカ, シカゴで過ごす。ジャズと現代音楽を学び, 数多くのグループに参加。ジャズを中心としながらもジャンルの垣根を意識しない演奏活動を行い, なかでもTortoiseなどを始めとするシカゴ音響派世代との交流が深い。2007年に帰国し, 様々な即興演奏を行うとともに最近では日野皓正, Peter Brotzmann, 高瀬アキ, 井野信義, ケイ赤城, 八木美知依, Bonnie ’Prince’ Billy, Josephine Fosterのグループなどに参加。

中川敏光  ToshimitsuNakagawa(Speech):サウンドアーティスト
神奈川県生まれ。多摩美術大学在学中,音響作品の制作を始める。卒業後,PCを使った音楽制作や自作楽器を使ったライブなどを中心に活動。様々なアートイベントなどにライブパフォーマンスで参加。2012年,CHAP DANCE (横浜) 舞踏家の嶋田勇介が主催する舞踏公演で音楽を担当。2013年,作曲家の山口紘と共に,音楽と芸術と批評をテーマにしたレーベルSpeechを立ち上げる。
http://www.speechmusicartcritique.com/plofile

シニギワ(長嶌寛幸+松井茂)Shinigiwa(Hiroyuki Nagashima+Shigeru Matsui)
松井茂(詩人/スピーカー)と長嶌寛幸(音楽家/オペレーター)によるレクチャー形式 のライブ・エレクトロニクス。2011年に神奈川県横浜市中区で結成。東京都新宿区新宿1丁目で命名。日々是詩に際。ライブに,「東野芳明のテレビ的な……虚像培養 のすすめ」(第4回恵比寿映像祭,2012年), 共感覚実験劇場(東京藝術大学,2012 年), 瀬戸内国際芸術祭2013等。展示に『沈黙の測定』(photographers’ gallery,2012年)『Roadside Picnic』(University of California, Merced, 2014年。第7回恵 比寿映像祭, 2015年)等。詩集に『沈黙の測定』(photographers’ gallery、2012年)

西原尚  Nao Nishihara:サウンドアーティスト
1976 広島生まれ。京都と宇部市で育つ。
1998 東京外国語大学中途退学。自宅で楽器製作や電気工作に専心。葦簀はすべてリード楽器に, 竹は笛に, キッチン用品は打楽器になる。その後, 鼻笛製作, 水琴窟施工, 音楽家サポート, 学校での楽器製作教室などを行う。
2009 東京芸術大学音楽学部音楽環境創造科卒業。
2011 東京芸術大学大学院美術研究科修士過程先端芸術表現専攻修了。
活動の一部:
2007 <ZAIM de FESTA Sound Vision>特別展示参加。
2008 + 2009 田中泯中国ツアーなどで音を担当。
2009 久保田彰 監修+製作監督『チェンバロ・歴史と様式の系譜』DVDブック録音を担当。
2010 アラン・リクト『SOUND ART』木幡和枝と荏開津広と共訳。
2011 explosion tokyoにて展示。横浜トリエンナーレ特別連携企画<新・港村>に参加。また, 灰野敬二と沢井一恵, 多くの友人の音響, 録音のサポートを続けている。
http://nishiharanao.blogspot.jp

アキレス・ハッジス  AquilesHadjis:サウンドアーティスト
1981年生まれ,ベネズエラ・マラカイボ出身。母国でデザインと写真を学び,日本では東京藝術大学での日本画とインターメディア・アートの研究生を経て,同大学の油画博士課程に在籍中。日本,ドイツ,韓国,ヴェネズエラ,アメリカなどの多くの国で作品とサウンドパフォーマンスを発表している。
http://www.aquileshadjis.com
http://vimeo.com/aquileshadjis
htttp://soundcloud.com/el-aquiles

町野三佐紀  MisakiMachino:アーティスト
1977年富山県生まれ。2002年東京造形大学絵画科卒業,2009年東京芸術大学大学院(油画)博士後期課程修了。展示空間の中で映像や音響を使用し,鑑賞者自身に身体性や心理的な流れを意識・体感させるようなインスタレーションを行っている。ダンサー,音楽家とのコラボレーションや,イベントの映像演出等も行なう。
http://morereal.sub.jp

松本春崇  Harutaka Matsumoto:アーティスト
1958年生まれ。多摩美術大学大学院修了後, フランス政府給費を受け1987-89年パリのエコール・デ・ボザール留学。2003-04年文化庁の派遣によりニューヨーク滞在。「四つ」をモチーフに写真や映像, 絵画, 彫刻, プロジェクトなど多岐にわたる作品を発表。2010年から家を縄で十字に縛る「家縛りプロジェクト」をスタートし「つないで結ぶ寺地小学校」(東京), 「4軒まとめて家縛りin稲村ガ崎」(鎌倉), NADiff(東京), ステファンのボートハウス(カリフォルニア, USA)など28軒を行う。その他個展, グループ展多数。
http://harutakamatsumoto.com/biography.html

MOLLIS MVSICA (Speech):サウンドアーティスト
Molliyo Yamahallaによるサウンドアートの為のソロ・プロジェクト。主にギターを用いた即興演奏活動を各地で行っている。舞踏家や朗読家, 洋邦楽家, 民族楽器演奏家, 剣術家による剣舞等, 共演も多数。2014年9月, アルバム『SILENTIS』をSpeechレーベルよりデジタル配信開始。
http://mollis-mvsica.jimdo.com

山口紘  HiromuYamaguchi(Speech):音楽家
作曲を綿村松輝, 湯浅譲二の各氏に師事。2010年トーキョーワンダーサイト主催 “EXPERIMENTAL SOUND ART AND PERFORMANCE FESTIVAL” 入選。2008-2011年公益財団法人ロームミュージックファンデーション奨学生。アルバム『Chairs of Glass』をSpeechレーベルよりデジタル配信中。
http://www.speechmusicartcritique.com/plofile

山崎朋  YamazakiTomo:舞踏家
1989年, 長野県生。学生時代から舞踏, マイム, コンテンポラリーダンスなどに興味を持ち,身体表現を始める。身体感覚を丁寧に扱い,身体の状態や質感に着目した振付が特徴。東京芸術大学音楽環境創造科卒, 同大学院修士課程芸術環境創造分野修了, 現在は同科助手。また, 音楽家・美術家・建築家やカフェ・移動図書館・街歩きツアーなど多様なジャンルとのコラボレーションを行っているパフォーマンスプロジェクト「居間theater」中心メンバーとしても活動中。

主催・ライブ企画・ライブ お問い合せ: Speech 山口紘 Tel:090-2946-1528
E-mail:  speechmusicartcritigue@gmail.com
共催:  explosiontokyo
E-mail:  live@explosion-tokyo.com
展示企画: Explosion

開始日2015/06/7
終了日2015/08/22
エリア東京都
時間イベントについては上記をご覧ください。展示はイベント当日および毎週土曜日の14:00-18:00にご覧頂けます。
それ以外の日は予約制です。Email:live@explosion-tokyo.com
休日上記開催時間以外。
その他備考イベントの料金は上記をご覧ください。
開催場所explosion tokyo viewing room
アクセス〒106-0031東京都港区西麻布2-26-7 2F
TEL: 090-8877-9595 地下鉄
東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線『表参道』徒歩約15分
東京メトロ日比谷線・大江戸線『六本木』徒歩約15分
東京メトロ千代田線『乃木坂』徒歩約15分
バ ス
都バス(都01,88) 新橋駅⇔渋谷駅東口/赤坂アークヒルズ⇔渋谷駅東口/六本木ヒルズ⇔渋谷駅東口/東京ミッドタウン⇔渋谷駅東口『南青山7丁目』徒歩約2分 (六本木ヒルズ行”直通”バスは停まりません)
都バス(品97) 品川駅⇔新宿駅西口『西麻布』『墓地下』徒歩約5分
都バス(黒77) 目黒駅⇔千駄ヶ谷駅『西麻布』徒歩約5分
港区ちいばす 赤坂見附⇔六本木ヒルズ(循環)『南青山7丁目』徒歩約2分・『西麻布2丁目』徒歩約2分・『西麻布4丁目』徒歩約4分 (運行ルートなどはちいばすポータルサイトでご確認ください)

※ 路地を入って右側の奥から2軒目, 向かって右のグレーのドアが入り口です。
(履物を脱いでのご入場となります)