【弘田一成】個展 ー話師 Ⅱ-

MINOLTA DIGITAL CAMERA

現在、「腹話術師」と「摩天楼」をモチーフの柱として制作している。

「腹話術師」は、オーディエンスから切り離されたそのモチーフに、現代的な孤独感とこっけい味をかんじたのが端緒である。

人形による間接的な発話という行為は、地に足ついたアイデンティティーという志向と異なり、キャラを用途に応じて使い分ける、現代人の浮遊的存在と重なる。

しかしこれは現代の病というよりは、社会と人間の関係そのものが、そういう様態を含みこんだものである、ということを示唆するものである。

「摩天楼」は、“バベルの塔”が発端のイメージであり、建設と崩壊の同時表示を意識した。 あやうくも構築と拡張を継続してゆく他はない、人間の性というものを、このモチーフに託した。

これらのモチーフを軸に、世界の縮図のようなイメージを展開できたら、とかんがえている。

(弘田一成)

開始日2014/12/11
終了日2014/12/25
エリア東京都
時間12:00~19:00、最終日は17:00まで)
休日12月18日(木)
その他備考
開催場所Shonandai MY Gallery
アクセス東京都港区六本木7-6-5 六本木栄ビル3F