ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展 – 印象派を魅了した日本の美

5) モネ《ラ・ジャポネーズ(着物をまとうカミーユ・モネ)》小

クロード・モネ 《ラ・ジャポネーズ(着物をまとうカミーユ・モネ)》 1876年
1951 Purchase Fund 56.147
All photographs©2014 Museum of Fine Arts, Boston.

19世紀後半から20世紀初頭、西洋では浮世絵をはじめとする日本美術が大流行します。その大胆な構図、鮮やかな色彩は、西洋の美意識に根本的な革命をもたらし、ジャポニスムが生まれました。
本展は、修復後世界初公開となるモネの大作《ラ・ジャポネーズ》を始め、ボストン美術館所蔵の絵画、写真、工芸など約150点を紹介し、西洋の芸術家たちが、日本の美術から何を学び、新たな美を創造したのかを様々な角度から検証します。

<みどころ>

1 傑作《ラ・ジャポネーズ》修復後、世界初公開!

およそ一年の修復を経て、モネの《ラ・ジャポネーズ》が色鮮やかによみがえります。

印象派を代表する画家モネは、熱心に浮世絵を収集する大の日本愛好家でした。しかし、日本の小物を取り入れたモネの日本趣味絵画といえるのは、《ラ・ジャポネーズ》1点のみといわれています。額装すると3メートル近くにもなる大作で、第2回印象派展(1876年)に出品されました。

2 印象派と浮世絵の華麗なる競演

マネ、ドガ、ロートレック、ルノワール、カサット、ゴーギャン、そしてモネ、ゴッホ・・・。印象派の画家たちの銘品と、彼らを虜にした浮世絵をはじめとるす日本美術を対比します。

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック 《『レスタンプ・オリジナル』第1年次の
ための表紙》 1893年 Bequest of W.G.Russell Allen 60.747

歌川広重 《名所江戸百景 亀戸梅屋舗》 江戸時代 安政4(1857)年11月
William Sturgis Bigelow Collection 11.20206

 

3 ボストン美術館の名品約150点が集結

45万点以上のコレクションを誇るボストン美術館より、絵画、版画、素描、写真、工芸など幅広いジャンルから厳選された名品約150点が一堂に会します。

フィンセント・ファン・ゴッホ 《子守唄、ゆりかごを揺らすオーギュスティーヌ・ルーラン
夫人》 1889年 Bequest of John T. Spaulding 48.548

4 ボストンならでは!アメリカのジャポニスムも

ホイッスラー、ダウ、ラ・ファージなどアメリカを代表するジャポニスム作家の名品が勢揃いします。

歌川広重 《東海道五拾三次之内 岡崎 矢矧之橋》 江戸時代 天保4年(1833)頃
William Sturgis Bigelow Collection 11.17253

ジェームズ・アボット・マクニール・ホイッスラー 《オールド・バターシー・ブリッジ》
1879年 Gift of Mrs. Walter Scott Fitz M21275

5 《ラ・ジャポネーズ》から《睡蓮》まで・・・モネのジャポニスムを追体験

日本的なモティーフを取り入れた初期の作品から、構図や色使いなど表現方法にも日本の影響がみられる晩年の作品まで、モネのジャポニスムの変遷をたどります。

クロード・モネ 《睡蓮》 1905年 Gift of Edward Jackson Holmes 39.804

 

<関連企画>

詳細および最新情報は展覧会ウェブサイトイベントページをご覧ください。

● 講演会「描かれた“日本人”―ジャポニスムの一側面」 (終了しました)

出演: 【講師】馬渕 明子(国立西洋美術館長)

日時: 7月26日(土) 14:00-15:30(開場は13:30)

申込方法:当日先着 ※当日午前10時よりエントランスホール講演会受付にて整理券を配布

会場: 当館講堂

定員: 150名

参加費: 無料

その他: ※手話通訳付

● ジャポニスム学会賞受賞記念講演

廣瀬緑「アール・ヌーヴォーのデザイナーM.P.ヴェルヌイユ」

日時: 8月2日(土)11:00-

申込方法: 当日先着 ※当日午前10時よりエントランスホール講演会受付にて整理券を配布

定員: 100名

参加費: 無料

その他: [主催]ジャポニスム学会、世田谷美術館

● ジャポニスム学会シンポジウム「ジャポニスムの諸相」発表・ディスカッション

▶13:30~16:10

三浦篤「フランス絵画と浮世絵の関係再考―マネを中心に」

猿渡紀代子「ポール・ジャックレー展、日仏の状況」

中地幸「アメリカのジャポニスム演劇・文学とその背景」

村井則子「ボストン美術館と日本美術―ジャポニスムを越えて」

*発表者の発表時間は各30分+質疑応答8分を予定しております。順番、タイトルは変更になる可能性があります。

▶16:25~17:45

発表者全員を交えたディスカッション

日時: 8月2日(土) 13:30-

申込方法: 当日先着 ※当日午前10時よりエントランスホール講演会受付にて整理券を配布

会場: 当館講堂

定員: 100名

参加費: 無料

その他: [主催]ジャポニスム学会、世田谷美術館

ミュージアム・セッション2014

● ふれることから始めよう―イタリア・オメロ触覚美術館の教育プログラム

「視覚障害者の美術鑑賞」というテーマから、そもそも美術を「見る」・理解することとは?を考え直す、夏のレクチャーシリーズ。今年はイタリアのオメロ触覚美術館が展開する教育プログラムを取り上げます。約20年前、小学校の空き教室から始まった同館の活動の理念については、全盲の創設者アルド・グラッシーニ氏による刺激的なレクチャーを開催済み(2008 年)。今回は、同館が見える人にも見えない人にも等しく提供している触覚プログラムの現場について、トゥラサッティ学芸員が詳しくご紹介します。

出演: アナリザ・トゥラサッティ(イタリア国立オメロ触覚美術館学芸員)

日時: 8月6日(水)14:00-16:00(受付開始13:00、開場13:30)

申込方法: 当日13:00より講堂前受付にて

会場: 講堂

定員: 150 名(当日先着順)

参加費: 500 円(障害者とその介助者は無料)

その他: ※逐次通訳付

企画協力:特定NPO法人視覚障害者芸術活動推進委員会、ギャラリーTOM

オメロ触覚美術館ホームページ

● 講演会「ボストン美術館のジャポニスムを読み解く」

出演: 【講師】遠藤 望(当館 学芸部 企画担当課長)

日時: 8月23日(土)14:00-15:30(開場は13:30)

申込方法: 当日先着 ※当日午前10時よりエントランスホール講演会受付にて整理券を配布

会場: 当館講堂

定員: 150名

参加費: 無料

その他: ※手話通訳付

● ナイトツアー2014「《ラ・ジャポネーズ》の謎を解け!」

夜の美術館には秘密がいっぱい。ナゾを解き明かして、誰も知らないラ・ジャポネーズに会おう!当館(バックヤードを含む)

日時: 8月30日(土) 18:30-20:00

申込締切日: 8月10日(日)

申込方法: 当館ホームページにて

申込期間:6月25日(水)―8月10日(日)

会場: 当館(バックヤード含む)

定員: 抽選40名

対象: 小学4年生~中学生

参加費: 500円

● 100円ワークショップ「ウチワ・des・ジャポネズリー」

日本の伝統的なモティーフをちりばめた、華麗なオリジナルうちわ作り。

日時: 会期中の毎土曜日 13:00-15:00

申込方法: 時間中随時受付

会場: 当館地下創作室C

対象: どなたでも

参加費: 1回100円

● 100円ワークショップ「ラ・ジャポネーズでハイ! ポーズ」

作品に描かれた着物を羽織れば、あなたもラ・ジャポネーズ。葉書サイズの写真を1枚撮影。

日時: 8月中の毎週金曜日 13:00-15:00

申込方法: 時間中随時受付

会場: 当館講堂

対象: どなたでも(着物は大人用、子ども用の2サイズあります)

参加費: 1回100円

詳細および最新情報は美術館ホームページをご覧ください。


エドヴァルド・ムンク 《夏の夜の夢(声)》 1893年
Ernest Wadsworth Longfellow Fund 59.301

All photographs©2014 Museum of Fine Arts, Boston.

美術館ホームページより)

展覧会ウェブサイトはこちら

開始日2014/06/28
終了日2014/09/15
エリア東京都
時間午前10時-午後6時(展覧会入場は閉館30分前まで)
休日毎週月曜日
*ただし7月21日(月・祝)、9月15日(月・祝)は開館、7月22日(火)は休館
その他備考一般1500(1300)円、65歳以上1200(1000)円、大高生900(700)円、中小生500(300)円
*( )内は20名以上の団体料金
*障害者の方は当日500円、団体300円、大高中小生の障害者の方は無料/介助の方1名までは無料、手帳をご提示ください
開催場所世田谷美術館 
アクセス住所:〒157-0075世田谷区砧公園1-2
電話:03-3415-6011
(1)東急田園都市線「用賀」駅 美術館行バス「美術館」下車 徒歩3分 「用賀」駅より徒歩17分
(2)小田急線「成城学園前」駅
渋谷駅行バス「砧町」下車 徒歩10分(約5分毎)
(3)小田急線「千歳船橋」駅
田園調布駅行バス「美術館入口」下車 徒歩5分(1時間 2~3本)
(4)東横線「田園調布」駅
千歳船橋行バス「美術館入口」下車 徒歩5分(1時間 2~3本)

本展会期中、東急田園都市線「用賀」駅バスロータリーから世田谷美術館の間で100円直行バスを運行いたします。※休館日をのぞく 。
http://www.boston-japonisme.jp/taccess/