田中信太郎・岡崎乾二郎・中原浩大〜かたちの発語

201404 bankart_katachi no

原口典之展/2009年、朝倉摂展/2010年、川俣正展/2012年に引き続き、BankART Studio NYK全館を使っての個展シリーズの第4弾。日本を代表するアーティスト、田中信太郎、岡﨑乾二郎、中原浩大の「かたち」に焦点をあてた展覧会を開催する。

田中はネオダダのメンバーとしての活躍後、「ハートのモビール」で颯爽とデヴューし、「点・線・面」等の作品群で、美術はもちろんのこと、倉俣史郎を筆頭にデザイナーや建築界にも強い影響を与えてきた。岡﨑は初期の発泡スチロールの小さなレリーフから始まり、ポリプロピレンを用いての不定形の彫刻やパッチワーク形式の大きな平面作品、ランドスケープデザイン、建築作品、論評等で、自由さと厳密さを併せもつ多彩な才能を発揮してきた。中原は粘土を使った巨大な彫刻群からスタートし、柔らかい素材やレゴを活用しての巨大な彫刻シリーズ、海の絵に代表される豊かな絵画群、家族をテーマにしたシリーズ、機械のシリーズ他、多様な作品形式を示し、同世代の作家に大きな影響を与えてきた。タイトルの発語とは、辞書によると「言いだすこと。また、言い始めの言葉」とある。今回選出した変幻自在な作品展開を見せてきた各作家は世代も作品スタイルも異なるが、共通しているのは、まさにこの発語のようにわたしたちに”意味を与えないかたち”を常に提示し続けてきたことだといえよう。個展形式で同時開催する “かたち”が、BankART Studio NYKの倉庫空間で共鳴することを期待したい。各作家新旧作品含めて6~15点の出品になる予定。カタログは各作家約200ページを予定している。

田中信太郎|たなかしんたろう

1940年東京生まれ。1959年より読売アンデパンダン展に出品。60年「ネオダダイズムオルガナイザーズ」に参加。69年パリ・ビエンナーレ、71年サンパウロ・ビエンナーレ、72年ベニス・ビエンナーレ等、国際的に活躍。最近では、越後妻有アートトリエンナーレにおける「赤とんぼ」作品や、2001年インド・トリエンナーレ、03年国立国際美術館での回顧展など、充実した活動が続いている。

岡﨑乾二郎|おかざきけんじろう

1955年東京生まれ。82年パリ・ビエンナーレ招聘以来、数多くの国際展に出品。2002年にはセゾン現代美術館にて個展。同年「ヴェネツィア・ビエンナーレ第8回建築展」(日 本館ディレクター)、現代舞踊家トリシャ・ブラウンとのコラボレーションなど、つねに先鋭的な芸術活動を展開。著書に『ルネサンス 経験の条件』(文春学藝ライブラリー)など。

中原浩大|なかはらこうだい

1961年岡山生まれ。岡山県倉敷市出身の美術家・彫刻家。京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。京都市立芸術大学彫刻科教授。ドローイング、立体、映像、パフォーマンス、イ ンスタレーションなど多岐に渡る表現方法をもちい、様々な置き換えや交換によって、それまでのアカデミックな意味での彫刻の概念の拡張をはかる。また、個人での作品制作の他、共同研究・プロジェクトなどにも積極的に携わっている。

(展覧会チラシより)

◎オープニングパーティ= 4月25日[金]19:30-

[お問合せ]
BankART1929 Office(BankART Studio NYK)
〒231-0002 横浜市中区海岸通3-9
TEL:045-663-2812 FAX:045-663-2813
info@bankart1929.com

開始日2014/04/25
終了日2014/06/22
エリア神奈川県
時間11:00-19:00
休日無休
その他備考観覧料:一般1,200円 / 学生800円 
※高校生以下 65歳以上、障害者の方は無料
カタログ=A4変形版/約200ページ 各2,000円(税別)
カタログ付観覧料=1冊付/2,700円、 2冊付/4,000円、 3冊付/ 5,200円(すべて税込)
開催場所BankART Studio NYK
アクセス〒231-0002 横浜市中区海岸通3-9
TEL : 045-663-2812
FAX : 045-663-2813
横浜みなとみらい線「馬車道駅」 6出口[赤レンガ倉庫口] 徒歩4分