堀川紀夫 個展 ギャラリー湯山/越後妻有 大地の芸術祭の里

horikawa 201307

・・・(求めに応じ、作品と写真におさまるGUN の堀川氏。撮影:いなむらはつこ)

日々の暮らしに美術との接点を見出しながら表現活動を続ける作家、堀川紀夫による個展。

古民家に残されたかつての住人の生活の痕跡に触発され、現代美術の父とも言われるマルセル・デュシャンへのオマージュとも取れる作品群を展示しています。その他、9.11、3.11といった世界を震撼させた事件、自然災害以降の作家活動を紹介します。

1970年に信濃川流域で行った「雪のイメージを変える」パフォーマンス以降、ずっと自身の生活の場である新潟を根拠地として、発信し続けてきた表現者の「今」、どう時代に反応するのかを垣間見る展覧会です。

ギャラリー湯山

2006年、「大地の芸術祭」において空家プロジェクトとして再生した松之山地区にある古民家。2012年より、常設ギャラリーとして開館。1967年、新潟で結成された<現代美術家集団GUN>の作家を含めた新潟の作家グループが企画運営を行います。自分たちの生活の場である新潟を根拠地として表現活動に取り組むメンバーによる企画展やさまざまなイベントを年間通じて行います。

(以上、大地の芸術祭の里ホームページより)

http://www.echigo-tsumari.jp/calendar/event_20130622_0818

覚え書き−1

「Wさんの住居」であった古民家を、 昨年の大地の芸術祭2012で「雪アート•ギャラリー」に改修するためにMと二人で建物内にまだ沢山残されていた調度品、道具、日用品類を片付ける作業を行った。その際、幾つかの道具、そして建物の細部に強い関心を持った。

木製の鍋蓋やこすき(シャベル)に屋号の和泉屋の◯に泉の焼印が押されており、直ちに連想したのはご存知Dの「泉」である。また、2階の納戸入口の天井に竹製の鳥かごがつり下げられており、「ローズ•セラヴィよ、なぜくしゃみをしない?」を思い浮かべてDを更に強く意識。その他にも、板の間と2階の奥座敷の柱に付けられている帽子掛けから「罠」をイメージ。この家にはDが潜んでいる、と思った。

このような経緯から、この度の個展では会場古民家の外壁、室内、家具、道具等にD作品を根拠とした連想、ダジャレ、屁理屈を働かせて“オブジェった”タイトルが不確定な数種類の作品を中心に据えることにした。

また、3.11以後に展開して来ているCGの「時事スタンプ川柳」、アセンブリッジの「時事の窓」シリーズ。9.11以後の問題意識を2006年から展開して来ている「Blue Sky Project」。2007年からの「メッセージ折鶴プロジェクト」、2008年からの雪アート山ぞりプロジェクト(山ぞりまつり)。今春からスタートした「舞う桜プロジェクト」など、ここ10年間展開して来ている多様な作品群を網羅し会場を散乱的に構成することに。なお、ロングランの会期であり、可能な限り作品を増やして行く。

(2013.6.22  堀川紀夫)

開始日2013/06/22
終了日2013/09/01
エリア新潟県
時間10:00〜16:00
休日土、日、祝、およびお盆(8/12〜16)のみ開廊。
その他備考大人300円(2013年7月20日(土)〜9月1日(日)は、「夏の作品鑑賞パスポート」で1回のみ鑑賞可)
小人(小中学生)無料

作家は毎週日曜日に在廊しています。
開催場所ギャラリー湯山 (十日町市松之山湯山446)
アクセスお問い合わせ
「大地の芸術祭の里」総合案内所
TEL 025-761-7767