紡がれた言葉ーソフィカルとミランダジュライ/原美術館コレクション展

hara museum arc 201305

(屋外風景:カフェダールのとなりにあるアンディウオーホールの立体)

東京品川の原美術館で開催されているソフィカルの「最後のとき/最初のとき」の連動プログラムとして、群馬県にあるハラミュージアムアークで、ソフィカルの「限局性激痛」とミランダジュライの「廊下」が展示されています。

2007年のヴェネチアビエンナーレでフランス代表となり世界各国の主要美術館で個展を開催しているソフィカルが1999年原美術館での個展のために制作したのが「限局性激痛」です。「限局性激痛」なんておソロしい言葉ですが、普段使わないその表現はそれほどショッキングな♡ブレイキンングな痛みであったということを示しているのでしょう。その激痛が起きるまでの90日のカウントダウンがギャラリ−1で、激痛後の快復の過程のカウントアップがギャラリ−2で展示されています。ギャラリ−2は他の人たちの「限局性激痛」が紹介されているのですが、事実は小説より奇なりといいますけど、世の中にこんなに悲しいことってあるのか、と驚きます。

ミランダジュライの鑑賞者がパネルのテキストを読みながら進む「廊下」はギャラリ−3にあります。 2008年のヨコハマトリエンナーレで赤レンガ倉庫で展示されていた作品です。当時NHKの日曜美術館で司会の壇ふみさんが「人生の折り返し地点を超えた私にはぐっとくるものがありました」というようなことを言われ、それが表情にも濃く現れていたのが今も印象に残っています。

特別展示室の観海庵では、収蔵する作品のなかから、江戸時代の襖や掛け軸などの古美術と、加藤泉さんの木彫や佐伯洋江さんのシャープペンシルのドローイングなどの現代美術が、展示室に一緒に並んでいます。

場所は伊香保温泉までほんのちょっとという、東京からは日帰りできる距離にあります。榛名山へのなだらかな緑の中腹にあり、磯崎新設計の建物からは渋川の市街を臨む眺めのよいところです。

(いなむらはつこ)

開始日2013/03/16
終了日2013/06/26
エリア関東地方
時間9:30 - 16:30 (入館は16:00 まで)
休日木曜日
その他備考大人 1,000円/小人(3歳ー小学生) 500円
伊香保グリーン牧場とのセット券あり
開催場所ハラミュージアムアーク
〒377-0027
群馬県渋川市金井2855-1
TEL: 0279-24-6585 
アクセスアクセス
電車・バス
* JR上越線「渋川駅」より(上越/長野新幹線ご利用の場合は「高崎駅」で上越線に乗り換え)伊香保温泉行きバスにて20分「グリーン牧場前」下車
* 「渋川駅」よりタクシーで10分。
お車
関越自動車道「渋川伊香保インター」より伊香保温泉に向かって8km、15分。 駐車場有り。
http://www.haramuseum.or.jp/generalTop.html