里山の限界芸術vol.3 上野雄次 限界花道家☆花いけ大作戦!

echigo tsumari ueno yuji 2013

「里山の限界芸術」は、大地の芸術祭の拠点である「まつだい農舞台」で、わたしが企画している連続展覧会です。1回目は山口で自ら生産しているお米を作って現代社会を鋭く表現する山根秀信さんを、2回目は美学校の「天才ハイスクール!!!!」出身で気鋭のアーティストとして注目を集めている臼田知菜美さんと、北九州のCCA出身で前橋のアートギャラリー「ヤーギンズ」のオーナーでもある八木隆行さんを、それぞれ紹介しました。

3回目となる今回登場してもらうのは、花道家の上野雄次さんです。

上野さんは勅使河原宏の前衛的な生け花に出会ったことをきっかけに華道を学び始め、しかし既存の華道に充足することなく、アートやダンス、写真、工芸、詩など異分野とのコラボレーションに自らを開きながら、独自の「花いけ」を貪欲に追究している、いまもっとも刺激的な花道家です。

生けては壊し生けては壊しを繰り返す上野さんの詩的かつ暴力的なライブ・パフォーマンスを体験すると、生け花という営みのなかにある生と死の問題が、私たち自身のそれに鮮やかに重なることを実感できるにちがいありません。

今回、上野さんは会場である農舞台近辺の集落に長期的に通いながら作品を制作します。屋根の上に鳥の巣のような巨大なオブジェをとりつけた乗用車で里山をめぐり、各地の集落や廃村で「依り代」としてのオブジェを人力で立ち上げるライブ・パフォーマンスを繰り広げます。また、里山で収集した植物や廃材を組みあせたインスタレーションをギャラリーで展示するほか、参加者とともに「花いけ」を楽しむイベント「花生け合戦」も開催します。

ライブ・パフォーマンスやイベントが催されるのは、おもに会期中の週末。直近では、5月3日(金・祝)の夕方から十日町の越後妻有里山現代美術館[キナーレ]の中庭(昨夏、ボルタンスキーの作品が展示されていたところ)で、上野さんが巨大な依り代を立ち上げます!

さらに、6月29-30日、7月15-16日には、上野さんとともに里山をめぐるツアーも予定しています。詳細はホームページで随時告知していきますので、みなさんぜひご来場ください。

http://www.echigo-tsumari.jp/calendar/event_20130413_0715

※添付した写真は、2013年4月14日におこなわれたライブ・パフォーマンス。農舞台の屋上に「依り代」を立てました。これは、会期末に撤収されるまで、常設されます。

※facebook「里山の限界芸術サークル」でも随時情報を発信し、様子をご覧いただけます。

https://www.facebook.com/satoyamanogenkaigeijutsu?fref=ts

※以下の日程についてはどこかで、何かが起こる可能性があります。決まり次第上記HP、里山の限界芸術サークルのFBでお伝えします。

*その他の関連イベント(予定含む)
5月11日(土)、5月12日(日)(詳細はこちら)、6月1日(土)(詳細はこちら)、6月2日(日)、6月9日(日)、6月22日(土)、6月23日(日)、6月29日(土)、6月30日(日)、7月6日(土)、7月7日(日)、7月13日(土)、7月14日(日)、7月15日(月祝)
*ツアー=6月29日(土)~30日(日)、7月14日(日)~15日(月)

(福住廉)

開始日2013/04/13
終了日2013/07/15
エリア新潟県
時間10:00〜17:00
休日水曜日
その他備考大人600円、小中学生300円(まつだい郷土資料館入館料も含む)
開催場所まつだい農舞台ギャラリー
まつだい雪国農耕文化村センター(まつだい「農舞台」) 〒942-1526 新潟県十日町市松代3743-1
Tel:025-595-6180 Fax:025-595-6181
アクセスほくほく線まつだい駅直結
http://www.echigo-tsumari.jp/facility/nohbutai/