【北川純】【永岡大輔】【松本力】川崎の美術 響きあうアート展

(北川純: 裸体像 Tシャツ)
展示に参加しています。
どうぞ宜しくお願いします。
シリーズ・川崎の美術 響きあうアート展
ワークショップ・アーティスト 2003-2013
会期:2013年4月6日(土)〜6月30日(日)
時間:9:30〜17:00 ※入館は16:30まで
会場:川崎市市民ミュージアム アートギャラリー1・2
休館日:毎週月曜日
入場:無料
URL:http://www.kawasaki-museum.jp/
主催:川崎市市民ミュージアム
- – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – -
■アートギャラリー1・2 シリーズ・川崎の美術 響きあうアート
開館25周年を迎えた本年の「シリーズ・川崎の美術」では、濱田庄司、岡本かの子、田中岑など、これまでに積極的に収集してきた川崎市ゆかりの作家の作品をジャンルを超えて紹介します。また、今回はこれまでワークショップなどにご協力いただいた作家の作品も展示し、新たな「川崎ゆかり」の創造をめざします。
出品作家:北川純、KOSUGE1-16、小森琢己、斎藤眞紀、鈴木俊輔、タムラサトル、冨井大裕と近藤恵介、永岡大輔、松本力
http://www.kawasaki-museum.jp/display/exhibition/exhibition_de.php?id=263
(美術館ホームページより)
開始日 | 2013/04/06 |
終了日 | 2013/06/30 |
エリア | 神奈川県 |
時間 | 9:30〜17:00 ※入館は16:30まで |
休日 | 月曜日 |
その他備考 | 無料 |
開催場所 | 川崎市民ミュージアム |
アクセス | 〒211-0052 神奈川県川崎市中原区等々力1-2 TEL 044-754-4500 武蔵小杉駅よりバスで約10分 http://www.kawasaki-museum.jp/guide/annai/access.html |
ギャラリ−1と2では、歴史の教科書に載る川崎にゆかりのある作家さんの作品と現役バリバリ活動中で川崎市民ギャラリーでワークショップを行った作家さん(上記「参加作家」10名)の作品が展示されています。そのうち3名、北川純さん、永岡大輔さん、松本力さんがトコトに登録されています。
北川さんの裸体像Tシャツは写真のように公園や街角などによくある裸体の銅像にTシャツを着せたもの。壁には裸体像Tシャツ計画やその映像も展示されています。この写真の3体はいずれも川崎市民ギャラリーの収蔵品だそうで、よく似ていてほとんど区別がつきません。ひょっとしてパフュームみたいなグループなんでしょか。先週のメルマガ(2013年6月15日付けvol. 96)でお知らせした、フランス人写真家のLéo Caillard さんの美術館にある彫刻に服を着せるプロジェクトはよくできた合成写真ですが、こちらは実際にTシャツを着せるもの。公園にある裸体像が寒そうだからとお地蔵さんのように着せてあげた話などもありますが、そういうことパブリックアートのほとんどはわたしたちの視覚に残らなくなっています。わたしも洋服を着せてあげたい男性裸体像があるんですが、Léo Caillard さんの作品のようにフツーのおにーちゃんになってしまうのでしょうね。
永岡さんはドローイングの大作と、松本さんは3台の絵巻物マシーンによるアニメーションを出展されています。
ギャラリ−3では1994年に11人の写真家によって撮影された川崎の写真が展示されています。飯田鉄、伊奈英次、北島敬三、小林のりお、柴田敏雄、田村彰英、築地仁、畠山直哉、宮本隆司、松江泰治、山崎博という今では売れっ子、巨匠クラスの作家さんです。川崎は1994年にはすでに大都市だったと思いますが、20年間でどれほど郊外の田園風景が変わるものかに驚きます。作品としても記録としてもぜひご覧ください。
常設の歴史博物館的な展示も川崎の縄文時代からを追って見ることができます。週末でしたが、ほとんど人と会うことなくゆっくり見ることができました。これで無料なんて行かなきゃ損!
冨井大裕さんと近藤恵介さんの展示は、ワークショップの記録だけでなく、二人での作品もさすがでした。これだけでも観に行く価値ありです!
そして、松本力さんの絵巻物マシーンまわせます(^^)
会場の壁の外側に貼られているパネルもワークショップの様子もうかがえておもしろいです。作品しか観たことのない作家さんでも、ワークショップをすると、意外な一面が見えたりしますね。