須田悦弘 展

須田悦弘

本物と見紛うほどリアルな花や草の木彫で知られる作家、須田悦弘。自ら制作した木彫を美術館の展示室や古い建物の片隅に忍ばせ、作品のためにつく られた建屋内に納め、ときには過去の名品と組み合わせて展示します。小さな花や草を置くだけで、須田は美術館の無機的な空間さえも見事に活性化させます。 日本の伝統を想起させる木彫という手法と花というモチーフにこだわりつつも、それらをインスタレーションという新しい手法に結びつける彼の活動は、 1990年代中頃以降、現代アートのみならず、幅広い領域から注目されてきました。
本展は、最初の作品《銀座雑草論》(1993)から、代表作《泰山木:花》(1999)、《睡蓮》(2002)、そしてこの展覧会のために作られた新作 《芙蓉》(2012)に至る須田の仕事を紹介いたします。美術館エントランス・ホール(さや堂ホール)として保存されている昭和2年建造の洋風建築(旧川 崎銀行千葉支店)でも、このスペースのためにつくられた新作を展示。さらに7階展示室では、日本美術に造詣が深い作家自ら、千葉市美術館のコレクションか ら江戸時代の絵画・版画の名品を選び、「須田悦弘による江戸の美」展を開催します。出品作と須田の木彫と組み合わせた展示も行いますので、新旧の美の競演をお楽しみください。

須田悦弘は、これまで国内では、原美術館、アサヒビール大山崎山荘美術館、国立国際美術館(三作家の個展を同時開催)、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館等で 個展を開催してきました。これらをしのぐ規模の本展は、首都圏のみなさまに須田の魅力をご覧いただくまたとない機会となります。

開始日2012/10/30
終了日2012/12/16
エリア千葉県
時間日〜木曜日 10:00〜18:00
金・土曜日 10:00〜20:00
※入場受付は閉館の30分前まで
休日11月5日(月)、12月3日(月)
その他備考一  般  1000円(800円)
大学生   700円(560円)
小・中学生、高校生無料
開催場所千葉市美術館
〒260-8733
千葉市中央区中央3-10-8 
TEL:043-221-2311
アクセスJR千葉駅東口より
■ 徒歩約15分
■ 千葉都市モノレール県庁前方面行「よしかわ公園駅」下車徒歩5分
■ 京成バス(バスのりば7)より大学病院行または南矢作行にて「中央3丁目」下車徒歩2分
http://www.ccma-net.jp/information_03.html