『会津 漆の芸術祭 ~東北へのエール~』

10月1日からの『会津 漆の芸術祭 ~東北へのエール~』 に参加いたします。
私は、会津若松市日進町にあります末廣酒造株式会社 嘉永蔵にて、
漆の伝統工芸士、吉田徹さんとのコラボレーションというかたちで
「漆庭」というタイトルのインスタレーション作品を発表致します。
上の写真は、作品プランのイメージ画像です。
詳しくは、どうぞ下のURLをご覧下さい。
http://www.aizu-artfest.gr.fks.ed.jp/artist/artist_urushi.html#IshikawaMinako
開始日 | 2011/10/01 |
終了日 | 2011/11/23 |
エリア | 福島県 |
時間 | 私が展示致します 末廣酒造株式会社 嘉永蔵は 9:00〜17:00 |
休日 | 末廣酒造株式会社 嘉永蔵は 会期中無休 |
その他備考 | |
開催場所 | 会津若松市(七日町通り,野口英世青春通り,大町通り,その他) 喜多方市(中央通り,小田付通り,その他) 石川美奈子「漆庭」は 末廣酒造株式会社 嘉永蔵 会津若松市日新町12番38号 http://www.sake-suehiro.jp/ |
アクセス | 【会津・漆の芸術祭事務局】 965-0807 会津若松市城東町1-25 福島県立博物館内 Tel:0242-28-6067 Fax:0242-28-5986 http://www.aizu-artfest.gr.fks.ed.jp/ netmaster@general-museum.fks.ed.jp |
末廣酒造の歴史ある広間に存在感のある作品でした。
そう言っていただけると、とても嬉しいです。ありがとうございます!
石川さんが展示されたのは会津若松の街にある末廣酒造さんという大きな造り酒屋さんでした。江戸時代の創業の風格ある建物が歴史を感じさせ、玄関に湧き出る水が酒造りを物語っています。お酒を飲まないわたしでも末廣のラベルは見たことがあるような、「山田錦」も聞いたことあるような・・・。普段から展覧会やコンサートが開かれるスペースがあり、土屋多加史さんや三瀬夏之介さんも展示されていました。
石川さんの作品はご主人の住まいがあったという木造の別棟の2階にある3間をつなげた大広間にありました。なんと松平容保と徳川慶喜の書が!幕末の歴史物語には必ず出て来るお二人。たぶん末廣酒造さんのなかでは一番格式の高い場所なのではと思います。そこで石川さんは漆庭(シツテイ)というインスタレーションをされていました。広間に(屋内に)木と漆の板と白い玉砂利でつくった庭です。時を経て少し緩んだ広間の線に、朱と黒の漆の板のシャープな直線がモダンで緊張感を放っていました。漆と木造の建物と歴史の親和性でしょうか。歴史の濃い空間での展示は簡単ではないと思いますが、それに負けず、しかしあらがうことなく収まっていました。
コメントをいただき、ありがとうございます。もっちゃんさんの返信をした後、来て下さったこと自体がとてもありがたく、それを書き忘れてしまったと思ったのですが、
ご高覧頂き、遠くまでお越しいただき、本当にありがとうございます。
今回の展示、いろいろな点でとても反省が多く、大分落ち込んでいたので、大変申し訳なくも、ありがたく思います。
白い玉砂利のように見えていたものは新聞紙で作ったもので、なかなか思ったように量が出来ず、出来た分だけ置くにとどまってしまいました。
「漆」を引き立たてていた「玉砂利?」は、発泡スチロールかなと
思ってましたが、 ボリューム感もあったので新聞紙で作られたものとは意外でした。 新聞紙は一番身近にあって、芸術作品、防寒具、家事道具。。。と変幻自在ですね。